浜学園の直前講習|12月23日から本番まで何があるか、費用はいくらか、全部受けるべきか【長男・次男の2回で分かったこと】

今回は、入試直前の浜学園の講習について説明します。

ぱぱりん

この記事は長男の小6(2022年12月)に書いたものです。次男の小6(2025年12月)をもう一度経験したので、2人分の実際を足して書き直しました。日程と費用は当時のものです。

浜学園では、2学期が終わる12月下旬から統一日の本番まで、ぶっ続きで講習があります。最後の追い込みです。

ぱぱりん

夏休みも過酷な日程でしたが、直前の冬休みもかなり過酷な日程です。大晦日も正月もありません。朝から夜までテストと授業漬けになります。

泣いても笑っても最後の3週間となっているので、さすがにどのお子さんもお尻に火が付くことでしょう。それでは、どんな感じなのか説明します。

目次

まず全体像|12月23日から本番までに何があるか

長男の年(2023年1月14日が統一日)も次男の年(2026年1月17日)も、流れは同じでした。

  • 12月22日ごろ マスター(通常授業)が終わる。小3の2月から丸3年の授業がここで終わります。
  • 12月23日〜1月4日 直前講習PART1 1日1教科、4時間30分。前後に希望制の「早朝特訓」「午後特訓」。
  • 12月31日 大晦日特訓 志望校別の模試と、それに基づいた講習。
  • 1月1日・2日 正月特訓 2日制の志望校別模試(灘・甲陽の本番と同じ、1日目は国算理、2日目は国算)。
  • 1月3日 東大寺・洛南・西大和の模試と講習。
  • 1月5日〜本番前日 直前講習PART2 学校が始まるので夕方から。復習が中心。
  • 統一日当日 2日制の学校(灘・甲陽)を受ける子は、1日目の終了後に「当日特訓」。
2022年度の案内より

講座の名前は年によって少し変わります。次男の年は、12月31日が「灘・甲陽・星光・洛星プレの前日特訓」、1月1〜2日が「正月特訓(灘・甲陽プレ入試と対策講座)」、1月3日が「東大寺・洛南・西大和の入試対策講座」でした。2027年度(統一日1月16日)の案内はまだ手元にないので、日付はご自身の案内で確かめてください。

費用|PART1とPART2で10万円前後

PART1もPART2も費用は5万円前後で、合わせると10万円を超えます。社会を取っていればプラス1〜2万円。次男の年も同じくらいでした。

そのほかに、長男の年の実額で、早朝特訓・午後特訓は1枠1,100円(全部で18枠、19,800円)、大晦日特訓が5,500円、正月特訓が12,100円でした。

ぱぱりん

2万円弱なら安いかも!?などと感覚が麻痺した感じもあります。

塾への支払いもこれが最後です。小3の2月から3教科で通算すると、300万円くらいになっていると思います。晴れて合格すれば安いもん……なのですが、そうでない場合はなかなかに消化しきれないものを感じます。いや、お金じゃないんです。子がかけた時間と労力を思えば安いもんです。と、考えるようにしています。「いくらお金がかかったと思ってるんだ」は、まじでNGです。

小4から小6までの実費と総額は 【浜学園の費用】小4〜小6でいくら? にまとめています。

直前講習PART1|1日の流れ

1日1教科で、4時間30分の講習となります。

2022年度の案内より
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12/24〜1/4は授業の前後に「早朝特訓」と「午後特訓」というものがあります。

直前講習は、選ぶコース(志望校)によって変わりますが、『プリントやテストを使った授業』と『自習』がメインです。テストで解くのは過去の冠模試でした(次男の年)。授業の構成は「テスト→授業→授業」の繰り返しで、午前と午後で同じ教科をやります。

2022年度の案内より

早朝特訓から午後特訓まで全部出ると、朝9:30〜夜21:00までのおよそ10時間強(昼食休憩などを除く)となります。

宿題もまずまず多いです。本番さながらの問題が20問くらい出て、算数が得意でも2時間近くかかります。最後の総復習の意味合いが強く、自分で問題を選んでするより効果的だと思いました。志望校を一本に絞っているのであれば、その学校の頻出パターンに照準を合わせやすいので勉強の質としては上がります。

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「直前は時間があるんじゃないか」と12月の親は思っていました。現実は「時間がない!」です。宿題に加えて復習テストや実践テストが毎日あるので、その復習も要ります。

ですから、過去問を冬休みにやろうと計画を立てていても、直前講習に参加する場合は難しくなります。できれば12月までに、本命校と第2志望の過去問はある程度終えておきたいです。前受け校や第3志望の過去問は、うちは学校を休んだ日にやりました(後述)。

クラス分け

直前講習にもクラス分けがあります。西宮校では上から0組、1組、2組、3組の4クラスで、0組は教科ごとの選抜(5〜10名くらい)です。実質的には1〜3組の3クラスと言えます。公開学力テストと志望校別特訓の成績で決まります。

大晦日特訓と正月特訓|結果がその日に出る模試

大晦日特訓は、「志望校別の模試」とそれに基づいた講習からなります。

2022年度の案内より
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長男の年は、9月から全5回ある志望校別模試の4回目でした。本番の合否を占う意味でも非常に大事な模試になりますね。

正月特訓は、これまた「志望校別模試」なのですが2日制で模試を行います。

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灘中学と甲陽中学では1日目国算理の3科目、2日目国算の2科目の二日制です。それに合わせた模試になります。

2022年度の案内より

正月くらいは家でゆっくりと……とはせずに、家庭学習がしにくい正月だからこそ塾で特訓ということらしいです。正月まで勉強に付き合ってくれる塾には頭が下がります。

1月3日は、洛南・西大和・東大寺の模試と講習になります。

2022年度の案内より
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灘中学など最難関を目指す場合、東大寺、西大和、洛南は併願すると思うので1月1〜2日とは別日程が設定されています。

大晦日〜正月の模試は、2週間後の結果を大きく反映します。精神的にも「合格」は取っておきたいのはどの子も同じなので、本番さながらの緊張感があります。

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しかも、その日のうちに結果が発表される模試もあります。小学6年生には、少々酷ですね。

本番2週間前に「不合格」だとショックに陥るかもしれませんので、親は一緒に動揺するのではなく、想定して支えていく準備が必要です。長男の大晦日は、迎えの車で「めちゃくちゃ悪くて、合格しなかった」と暗い顔で言われ、本気で狼狽えました(結末は下の記事に)。次男の正月の模試は、1日目は順調、2日目はやや不調で、結果が出るまでの1週間は「不合格判定だったら、どう声をかけようか」と良くない思考になりました。

長男の大晦日。迎えの車で言われた一言と、その結末。

次男の正月の灘中プレ。2日目が転んだあとの1週間と、結果。

直前講習PART2|学校が始まってから本番まで

2022年度の案内より
2022年度の案内より
ぱぱりん

学校も始まるので、それを考慮しての時間割ですね。

もうこのあたりに来ると、新しいことを習得するというより復習していくことがメインになります。家で復習するより、講師の先生から指摘してもらうほうが気づきは多いので、長男も次男も参加しました。

学校は、冬休みが終わってから本番まで休む家庭が多いと思います。うちもそうしました。前受け校の翌日は疲労困憊なので休ませ、その日の夕方17時から20時30分だけ塾、という日もありました。

全部受けるべきか|長男と次男で違った答え

早朝特訓・午後特訓・1月3日の講座は希望制です。何を受けるかは、塾に相談するのが一番です。これはどの成績帯にも言えることで、消化不良になってもいけないし、子どもに合わせていいと思います。そのうえで、うちの2人は正反対でした。

長男(難関)|午後特訓は申し込まず、1月3日も受けず

長男は午後特訓を申し込みませんでした。理由は、「自習がメイン」ということ、「帰宅が22時を回ってしまうこと」から、この時期に体力の消耗から風邪などを引いてしまうことのリスクのほうが危ないと感じたからです。塾までの距離があったことも大きいです。1月3日の模試も、受けさせようかどうか悩みましたが、12月23日からずっと朝8時出発・夜7時帰宅、さらに大晦日・元日・2日が朝から夜まで模試と解説、というハードスケジュールだったので、体調を優先して申し込みませんでした。そのかわり、その日は前受け校2校の過去問を1年分ずつやりました(6時間くらいかかりました)。

最高レベル特訓は11月で終えていたので、空いた時間は過去問に使いました。長男の直前期の日記は、22日前・18日前・13日前・10日前・4日前と残しています。

朝8時出発・18時帰宅の1日。午後特訓を申し込まなかった理由と、宿題の量。

1月3日に模試を受けなかった判断と、持ち物以外の準備。

長男が小6の1年で受けた講座・やめた講座と、そのときの成績の推移は、成績記録の部屋の 長男の記録(偏差値40からの小2〜小6) にまとめています。

次男(最難関)|全部受けた

次男は、早朝特訓も午後特訓も、年末年始の講座もすべて受けました。9:30から19:30まで10時間缶詰で、自宅学習の時間はほぼありません。上位層ほど、できるだけ対象の講座に参加している印象は受けます。次男は直前講習のクラス分けで1教科だけ0組に選ばれ、モチベーションの面では良かったです。

それでも、自主的にやる次男でも緊迫感は薄く、YouTubeを見て笑ったりしていました(短い時間)。精神的に追い詰められていないだけマシ、と思うことにしました。

次男の年の12月31日〜1月3日の講座名と、費用の総額。

早朝特訓からの10時間、クラス分け、過去問が終わらない話。

次男が直前講習とプレ模試で何点を取り、12月の志望校別特訓のクラス成績がどうだったかは、次男の記録(小6後半) と、その続きの本番前夜までの記事に書いています。

ボリュームゾーン(偏差値50前後)の子は

三男はまだ小5なので、うちにはこの帯の直前期の実例がありません。ただ、長男の判断(距離と体力を見て午後特訓を外す、対象でない模試は受けない)は、この帯でもそのまま使えると思っています。塾に相談して、子どもに合わせて決めてください。

統一日当日の「当日特訓」

さらに統一日は、2日制の中学校は「当日特訓」なるものがあります。すなわち、灘中学、甲陽中学を受験する場合、1日目終了後に授業をするのです。

ぱぱりん

ほぼ全員参加するようです。

1日目の出来が悪くても、まだ結果が決まったわけではありません。ずっと頑張ってきた友達や先生に会うと「最後まで頑張ろう」という気持ちになるようです。2時間程度ですが、それで気分転換になってくれれば御の字です。

2022年度の案内より

体調|医師として直前期に決めていたこと

直前講習の3週間は、勉強の量より体調のほうが心配でした。うちで決めていたのは次のことです。

  • 帰宅したら早く寝る。23時までには布団に入れる。勉強の途中でもやめさせる。
  • インフルエンザは家族全員で予防する。予防投与や常備薬は、うちは医師として自分の判断で用意しました。
  • 便秘や下痢にならないよう、食事はいつもどおりに。年末年始だからといって特別なものは出さない。
  • 雨でずぶ濡れになっても困らないように、模試にも着替えを1セット持たせる。

持病や感染症対策は、事前にかかりつけ医と相談してください。

まとめ

わずか12歳の子どもが合格の信念を持ち、日夜受験勉強に励んでいるのをそばで見ていると、どの子も受かってほしいと思わざるを得ません。特に、たった12才のわが子が遊ぶこともせずに勉強している姿を目にしていると、頼むから合格させてくれ!って神頼みもいとわない気持ちになります。

ただ、「難しい入試」ですので、何が起こってもおかしくありません。できるだけ、万全の体制、体調で臨めるように、親としては支えていくのみですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考にしていただければ幸いです。

次に読む

直前講習が終わったあと、本番の朝から合格発表までの段取り。

9月から12月に親が決めること。直前講習に入る前の準備。

直前講習が始まると時間がなくなる過去問を、いつまでに終えるか。

直前講習のPART2と重なる前受け校の日程(2027年度の一覧あり)。

統一日2027年1月16日からの併願の組み方。

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この記事を書いた人

⭐︎中規模病院で勤務医をしています。
⭐︎子供は男の子が3人いて、遊び、ふざけ、いたずらでカオスな毎日を送っています。
⭐︎子どもの中学受験を通じて、子育てや受験に関しての情報発信を行なっています。
⭐︎好きな教科:算数、理科、数学、物理、化学とゴリゴリな理系マッチョです。

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