ぱぱりん今日は、1月8日で関西統一日の1月14日まであと6日です。
今日は前受校の「北嶺中学校」の受験でした。



結論から言うと、前受け校は受けるほうが良いです。
「北嶺中学校」は北海道にある名門私立中学校です。
道外や道内でも遠方であれば寮生活になります。
この記事は、長男(2023年組)が前受け校を受験した当日の記録です。
「受けるほうが良い」は当時のうちの実感で、3人分の経験を経た今は「全員に必須ではなく、目的次第」と考えています。整理は記事末の追記にまとめました。
専用会場・ミニ講義・偏差値・倍率などの記載は、すべて2023年入試当時のものです。会場や制度、判定の出し方は年度で変わります。
必ず受験する年度の学校公式の募集要項と塾の案内でご確認ください。
浜学園では、1月14日と15日の関西統一日の練習として1週間前に前受校を勧めています。
✅ 1月8日:北嶺中学
✅ 1月9日:愛光中学
を関西統一日の1日目と2日目のシミュレーションとして受けます。
浜学園では受験生が多いので、浜学園専用の会場が用意されています。


ご丁寧に、本番直前に「ミニ講義」まで同じホテル会場で行われます。
朝7時前に出発して8時くらいに会場につきました。
ホテル会場には北嶺中学校と浜学園の関係者がいて誘導してくれます。
親は会場には入れません。ホテルの中の途中までで子供とはお別れです。
両親と一緒に来ているお子さんも少なくなかったです。私のうちは私が付き添いました。
中には、送り出す直前に子どもを抱きしめているお母さんも見られました。
前受け校の偏差値は、下記のようになります。


北嶺の一般入試が54くらい、愛光が57くらいでA判定になります。
なお、北嶺の『特待』は偏差値60くらいになります。



ここで出している偏差値は、浜学園のテストで出される偏差値になります。他の塾よりも5〜10くらい低めです。
【追記・2026年7月】この偏差値は2023年入試当時のものです。偏差値表は毎年更新されるので、最新は下記を参照してください。
長男は、北嶺一般と愛光の前受を受けます。


浜学園の小学6年の秋頃〜冬にかけての模試などの結果から上記のように判定を出してくれます。
西大和中学校がA判定くらいのレベルですと、前受け校としての北嶺一般と愛光が勧められます。
長男の志望校は2日制ですから、前受け校も2日連続で受けるようにしました。
北嶺一般はまず受かるだろうという感じなのですが、さすがに当日はすこし緊張していたようです。
私も長男もかなり楽観的な性格なので前日もPM10時には寝入っていました。
その長男も会場に入る頃には、
「灘を受験する賢い人もたくさん受けるから落ちるかも…」
などと弱気発言。
A判定でていて過去問は1年分やって十分な得点を取れていたのですが、弱気発言は少し意外でした。
前受かつ浜学園専用会場ですが、人生初めての本番試験ですから会場に入っていよいよ緊張してきたものと思います。
笑いながら、大丈夫と説明しました。
また、合格者数も実際に見せて安心させます。


『併願B』は、北嶺一般で受験者数816名のうち合格者数は673名で1.2倍です。
倍率的にも大丈夫と説明し安心して会場に向かいました。
4時間を潰してから迎えにいくと、
「まぁまぁできた。」
と普通な感じで出てきました。
とりあえずは初戦はいい感じで終わったようです。
算数だけをさらっと見ましたが、まぁまぁ難しそうな感じです。
計算問題でもこのようなレベルがでます。


まぁまぁ難し目ですね。
大問は5問で構成され、最後の問題は立体+点の移動です。
読むだけで拒絶反応を起こしたくなります。
これでまだ解きやすかったとのことですから、ずいぶん成長したもんだなって思いました。
結果発表は1月11日水曜日にWebで発表されます。
親の方がドキドキします。
明日は、より難しい愛光中学です。
愛光は偏差値60でも普通に落ちる可能性があるようです。
過去問でも合格最低点が高かったです。
ちなみに、北嶺も愛光も過去問は1年分だけやっていました。



前受校は過去問をやらなくてもいいと思いますが、本命前にあまり落ちる経験はさせたくないのであれば1年分くらいはやっておいたほうが良いでしょう。
「前受け校の過去問は不要」と一律に決めないほうがよい、というのが今の整理です。
形式・科目・試験時間・問題冊子の扱いの確認が目的なら、1年分でも意味があります。本命の過去問時間を削らない範囲で決めてください。
ここで一つ、うちの失敗を書いておきます。
愛光の3科目受験は合計得点を4分の5倍して判定される方式だったのですが(当時。年度の要項で要確認)、うちは当時それを見落としていて、過去問の点数を実際より厳しく見積もったまま受験当日を迎えました。
判定方法まで含めて要項を読むこと。これは過去問演習とセットでやってください。
過去問全体の進め方(いつから・何年分・どう直すか)は別記事にまとめています。
前受校を受けてみて、実際の緊張感などがわかって、本人にとっても、親にとっても良かったと思います。
いくらA判定が出ていたとしても、本番の会場を前にすると、さすがに弱気になった発言したり、緊張したりと貴重な体験ができました。



いつもの模試とは違って独特な雰囲気がありますしね。
さらに、
理科の試験中に問題用紙のホッチキスを外したんだけど、バラバラになってどこに大問3があるのかわからなくなった。
と、試験中に思わぬトラブルに見舞われたようです。
北嶺中学は、問題用紙が冊子のようにホッチキス止めされています。
冊子の問題用紙に慣れていないためか、長男はホッチキスを外したようです。
ホッチキスを外して悪いと言うことはありませんが、問題用紙がバラバラになって焦ったようでした。
問題を探してたら2分くらいロスした
理科は40分でしたので、2分のロスはまぁまぁ大きいです。
なんとか最後まで解けたようですが、ハラハラしたというのは伝わってきました。



予想もしないトラブルがあるもんですね笑
(2023年1月10日追記)ホッチキスで止まっているわけではなかったようです。ホッチキスなしの冊子になっていて、それを自分でバラバラにしてしまったようです。いずれにせよ、冊子のように使えばよかったものの、バラバラにした結果、混乱してしまったようです。
いろんなトラブルがつきもんだと言うことがよくわかりました。
来年以降、受験される方の少しでも参考になれば幸いです。
【追記・2026年7月】前受け校は受けるべきか|3人分を経ての整理
この記事を書いた後、次男(2026年組)の受験も終わりました。
3人分の経験を踏まえて、前受け校の考え方をここに整理しておきます。
前受け校の役割を分けて考える
前受け校と一口に言っても、家庭によって目的が違います。
本番経験(朝の移動から結果発表までの一連の流れ)、進学先の確保、実力確認、移動・当日運用のリハーサル。どれを重視するかで、選ぶ学校も校数も変わります。
そして、前受けを受けないという選択もあります。受けない家庭が準備不足というわけではありません。
メリットと負担の整理
| 項目 | メリット | 負担・リスク |
|---|---|---|
| 緊張の経験 | 本番特有の緊張を本命前に一度経験できる | 過度に緊張して自信を崩す可能性 |
| 本番形式 | 冊子・答案回収など模試と違う運用に触れられる | 形式が本命と大きく違うと練習効果が薄い |
| 移動・当日運用 | 朝の出発から帰宅までのリハーサルになる | 早朝出発・長距離移動の疲労 |
| 疲労・感染症 | ―― | 連日受験の疲れ、会場に行くこと自体のリスク |
| 学習時間・費用 | ―― | 過去問・当日・移動で直前期の時間と費用を使う |
| 結果 | 合格なら自信になる | 不合格や手応えの悪さで動揺する可能性 |
メリットが多いから受けるべき、という表ではありません。「受ける・受けない」を家庭で決めるための材料です。
学校の選び方と、1校か2校か
見る項目は、日程(本命までの回復期間)、距離・移動、科目数と試験形式、難度、進学可能性、寮の制度、発表・手続期限です。
うちの長男は本命が2日制だったので、連日受験の予行として2校(北嶺・愛光)にしました。ただ、連日受験は体力的な負担が大きいので、全員におすすめするものではありません。
「2校のほうが必ず良い」ということはありません。本命の日程、子どもの体力、家計、結果を受け止める余裕で決めてください。
次男(2026年組)の愛光
次男も、愛光を前受けで受験しました。
長男のときの経験は、主に2つの形で活かしました。1つ目は要項の読み方です。判定方法・会場ごとの合格最低点の違いまで先に確認するようにしました。
2つ目は直前期の過ごし方です。前受け直前に新しいことを増やさず、冠模試の復習を中心に据えました。
ちなみに次男のときは、私が読んでいた小説の一場面を「これは入試に出そうだ」と事前に解説していたら、その場面がそのまま愛光の国語で出題されるという偶然もありました(笑)
もっとも、これは狙って再現できるものではありません。詳しくは別記事に書いています。
三男(2028年組)は現在小5で、前受けはまだ先の話です。正直、まだ書けることはありません。兄2人と同じにする前提もありません。
進学しない可能性のある学校を、どう扱うか
前受け校は、結果として進学しないことが多い学校です。だからこそ、扱いには注意が必要だと思っています。
「どうせ行かない学校」という言葉を、子どもの前で使わないこと。受け入れてくれる学校と、そこを本気で目指している受験生に対して失礼ですし、子ども自身の受験への向き合い方も軽くなります。
本命の結果次第では、その学校が進学先になります。寮のある学校なら寮の制度・定員・費用を、入学手続の期限と納入金・辞退の方法も、出願前に年度の要項で確認しておいてください。
受けない場合の代替手段
外部の会場模試、本命会場までの下見(本番と同じ時刻に移動してみる)、本番時間での過去問、朝の移動練習。
前受けで得られる経験の多くは、工夫すれば分解して用意できます。費用や直前期の時間を優先して受けないという判断は、十分に合理的です。
前受け校チェックリスト
- 何を確認するための受験か、目的を言葉にした
- 学校は目的に合っているか(難度・形式・進学可能性)
- 日程と本命までの日数を確認した
- 会場と移動手段、出発時刻を確認した
- 科目数と判定方法を要項で確認した
- 過去問をやるなら年度数を決めた(本命優先)
- 受験料・交通費・手続金の扱いを確認した
- 合格発表の日時と確認方法を控えた
- 結果が出た後の声かけと、本命までの計画を考えてある
【追記】よくある質問(前受け校編)
Q. 前受け校は必ず受けますか?
必須ではありません。目的がはっきりしているなら受ける価値がありますが、受けない選択も同等の選択肢です。
Q. 1校と2校はどちらがよいですか?
どちらが良いとは言えません。本命の日程、体力、費用、回復期間で決めます。本命が複数日程なら、連日受験の予行として2校にする考え方もあります。
Q. 本命と同じ科目数にしますか?
同じ形式なら練習効果が高く、違う形式なら想定外への耐性がつきます。目的次第です。
Q. 過去問は必要ですか?
一律には決められません。形式・時間・冊子の扱いの確認が目的なら1年分でも意味があります。
Q. 合格したら本命も安心ですか?
いいえ。別の試験です。自信の材料にはなりますが、本命合格に換算しないでください。
Q. 不合格なら志望校を変えますか?
前受けの不合格だけで本命を変える必要はありません。まず原因を見て、残り日数の使い方を修正します。見直すなら塾とも相談して総合的に判断してください。
Q. 寮のある学校を受けてもよいですか?
もちろんです。ただし、進学する可能性がある前提で、寮の制度・定員・費用まで確認してから受けてください。
Q. 受けない場合の代替はありますか?
会場模試、会場下見、本番時間での過去問、朝の移動練習などで、経験の多くを分解して用意できます。
翌日の愛光受験と、合格発表当日の様子は、それぞれの記事に書いています。
本番前日から合格発表までに親がやることは、こちらの記事にまとめています。


最後までお読みいただきありがとうございました。










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