新小6の受講講座登録が始まりました(マイページで10月16日14時から)。Threadsを見ていると、
「最レの資格が60に上がった」
「最難関レベル特訓と最レのどちらにするか」
「日曜特訓は前期から要るのか」
と迷う声がたくさん流れてきます。
わが家は長男(2023年組)と次男(2026年組)がこの選択を経験し、いま三男(2028年組)がちょうど同じ選択の真っ最中です。この記事では先に偏差値帯別の答えを書き、西宮教室を例に1週間がどうなるかを並べ、最後に3兄弟が実際に何を取ったかを書きます。
※偏差値は公開学力テストの3教科偏差値です。帯の区切り(〜55/55〜60/60〜/62〜)はこのブログの他の記事と揃えています。どこで区切っても一人ひとりにとって最良の線はないので、目安として読んでください。
結論:偏差値帯別、新小6で取る講座
ボリュームゾーン(偏差値〜55)
- 取る:マスターコース3科、国語記述力錬成テスト
- 取らない:特訓講座は無理に取らない
- 取らない代わりに:マスターの徹底が大事です。算数はB問題を確実に解けるようにして、C問題の前半も頑張れたらOKです
- 任意:日曜錬成特訓の基礎講座(偏差値50未満)。ただし、基礎レベルの子で集団授業を消化しきれないなら、個別も検討した方がよいかもしれません
- 月額:52,360円
マスターが大事です。公開学力テストはテーマ・B問題をしっかりやれば60点は取れて、小5後半〜小6の算数は60点で偏差値55を超えることが多いです。
難関(偏差値55〜60)
須磨学園・白陵・高槻・清風南海など
- 取る:上に加えて、最難関レベル特訓(算数)
- 資格があれば:最レ算数を選ぶ手もある(下のQ&A)
- 任意:日曜錬成特訓の強化講座(偏差値50以上。消化できるなら)
- 月額:67,540円(最レ算数なら68,970円)。日曜錬成特訓を3科取ると+13,860円
塾に聞くと、最難関レベル特訓は「最難関校を目指していて偏差値60にまだ届かない子」と「難関校を目指す子の上位層」に向けた講座だそうです。最難関校を目指していて60に届かない子も、この帯の組み合わせになります。
最難関(偏差値60〜)
東大寺・洛南・西大和・甲陽・大阪星光・洛星
- 取る:マスター3科、最レ算数、国語記述力錬成テスト
- 志望校次第:最レ理科(甲陽・東大寺のように理科が難しい学校)
- 余裕があれば:最レ国語(ほぼ不要寄り)
- 任意:日曜錬成特訓〈入試実践講座〉(算数・理科、資格は偏差値56以上)
- 月額:68,970円/最レ理科を足すと79,970円/さらに最レ国語で90,970円。入試実践講座を2科取ると+9,240円
塾に聞くと、最高レベル特訓は「灘」と「最難関校を目指していて偏差値60を超えている子」に向けた講座だそうです。
灘(偏差値62〜)
- 取る:マスター3科、最レ算数・理科、国語記述力錬成テスト、日曜特訓前期〈灘コース〉
- 取らない:日曜錬成特訓(灘コースを取るので行きません)
- 余裕があれば:最レ国語
- 月額:98,450円(最レ国語を足すと109,450円)
灘コースの資格(3教科偏差値62以上)は、公開の3教科偏差値を灘の配点に近い比率(算:国:理=3:2:1、または1.5:1:1)で見て判定されます。
※月額は浜学園「2027年度 新小6 学費一覧(税込・月額)」の併習生料金(通学)で計算しました。
テキスト代は別です(日曜特訓前期〈灘コース〉・日曜錬成特訓・国語記述力養成講座は受講料に含む)。
最難関レベル特訓は2〜7月、日曜特訓は2〜6月の講座なので、1年を通して同じ月額ではありません。
社会を足す場合はマスターコース4科で64,350円です。
講座をWebで受ける場合の料金は学費一覧に載っておらず、別の案内になっています。
西宮教室の1週間モデル(2〜6月)
西宮教室の2027年度の時間割で、帯ごとの1週間を並べました。マスターコースは月・水・金で、クラスによって17:00〜18:50か19:10〜21:00のどちらかになります。ここでは算数1stが17:00のクラスを例にしています。もう一方のクラスは、月・水が19:10〜21:00、金が17:00〜18:50算数2nd・19:10〜21:00国語です。
毎週ある 月に何回か 塾なし
ボリュームゾーン:塾は週3日
- 月 17:00〜18:50 算数1st
- 水 17:00〜18:50 理科
- 金 17:00〜18:50 国語/19:10〜21:00 算数2nd
- 日 第2日曜に公開学力テスト、続けて12:15〜12:45に国語記述力錬成テスト。日曜錬成特訓の基礎講座(任意)を取る場合は第1・第3日曜の12:25から
- 火・木・土は塾なし
難関:塾は週4日(日曜錬成を取ると第1・第3週は週5日)
- 月水金 マスター(ボリュームゾーンと同じ)
- 土 17:00〜20:35 最難関算数(最レ算数なら17:00〜21:00)
- 日 第2日曜は公開。日曜錬成特訓の強化講座(任意)を取る場合は第1・第3日曜の12:25〜18:45(算数・国語・理科。社会も取ると21:10まで)
- 火・木は塾なし
最難関:塾は週5日(入試実践講座を取ると第1・第3週は週6日)
- 月水金 マスター
- 火 19:10〜21:00 最レ理科(余裕があれば17:00〜18:50 最レ国語も)
- 土 17:00〜21:00 最レ算数
- 日 第2日曜は公開。日曜錬成特訓の入試実践講座(任意)を取る場合は第1・第3日曜の12:25〜14:25算数、16:45〜18:45理科
- 木は塾なし
灘:第1・第3週は週6日
- 月〜土 最難関と同じ(火は最レ国語を入れると17:00〜21:00)
- 日 第1・第3日曜 12:00〜20:40 日曜特訓前期〈灘コース〉。第2日曜は公開、第4日曜は隔月で合否判定学力テスト
- 木は塾なし
日曜の講座を取りすぎると詰め込み過ぎになりかねないので、要注意です。日曜はこのほかに、祝日のイベントや冠模試が入ります。木曜に国語記述力養成講座(17:00〜18:50)を入れると、灘の帯は週7日になります。週6〜7日塾になってしまうと息切れします。
※時間割は2026年10月11日発行時点のもので、変更されることがあります。他の教室は曜日と時間が違うので、マイページの時間割で確かめてください。
新小6で変わること
- 最高レベル特訓(算数・国語・理科):資格は偏差値60以上(3教科または該当科目)。小5の58から上がります。2〜12月。
- 最難関レベル特訓(算数・国語):資格は58以上。2〜7月。長男の年にはなく、次男の年にはありました。
- 神女算数特訓:56以上、女子のみ。2〜7月。
- 日曜特訓前期〈灘コース〉:3教科62以上。2〜6月、月2回。
- 日曜錬成特訓(強化講座・基礎講座、算国理社)と国語記述力養成講座:資格は要りません。どちらも2〜6月(記述力養成は教室によって7月まで)。
- 日曜錬成特訓〈入試実践講座〉(算数・理科):3教科または4教科で56以上。西宮・上本町・四条烏丸・名古屋の4教室だけです。
算数は「最レ・最難関・神女」のうち1つしか取れません。国語も「最レ・最難関」のどちらか1つです。
資格はいつの成績で決まる?
- いま特訓を受けている子:10・11・12・1月の公開学力テストのどれかで新小6の基準を取れば継続できます。最レ・最難関・神女に続ける子は、11月の「小5志望校判定オープン模試」で基準を取っても継続できます。
- いま受けていない子:11・12・1月の公開のどれかで1回以上基準を取ること。11月の小5志望校判定オープン模試で所定の成績を取った場合も、2月からの受講に限り申し込めます。
- 受講が始まってからも5月末・9月末に資格を見直します(灘コースは4月末)。神女算数特訓と入試実践講座は見直しがありません。
申込みのスケジュール
- 10/16〜10/31:登録推奨期間。期間内にマスター系のコースで登録を終えると「早得キャンペーン」で、復習Web講義が受講科目について1年間無料になります(新小6は各科目39単元、配信は2028年3月末まで。通常は1講義440円)。
- 12/25(金)17時:講座の追加・変更の締切
- 1月下旬:テキストが届く(送料無料)
- 1/27(水):受講料・テキスト代の口座振替
資格が要る講座は、資格がある場合にだけマイページの選択肢に出ます。11月以降の成績で資格が取れたら、12/25までに追加する流れです。「マスターだけ先に登録して、あとから特訓を足す」場合も早得の対象のままかは案内に書かれていないので、気になる方は教室に確かめてください。
迷いどころQ&A
Q. 最レ算数と最難関算数、どちらにする?
新年度の講座について塾に聞いたところ、位置づけは次のとおりでした。
- 最高レベル特訓:灘と、最難関校を目指していて偏差値60を超えている子
- 最難関レベル特訓:最難関校を目指していて偏差値60に届かない子と、難関校を目指す子の上位層
資格の線(最レ60、最難関58)とも合っています。迷うのは、算数が60以上で両方を選べる子です。わが家でもここで意見が割れています。
長男と次男は「難しい方」を勧めます。志望校を下げたときに、すごく簡単に感じるからだそうです。
一方で私は、60は壁だと見ています。7冠を目指さないなら、無理に最レを選ばなくてもいいと思っています。最レは12月まで、最難関は7月までです。長男は最レ算数を11月まで受けました。
Q. 最レ理科は取る?
理科は好きであれば伸びるので、受講してOKです。ただ、灘・甲陽・東大寺以外は、理科の最高レベル特訓は要らないと思っています。理科が難しい学校に向けた講座です。
Q. 日曜特訓は前期から要る?
日曜特訓系を取ると、第1・第3日曜が日曜特訓、第2日曜が公開学力テスト、第4日曜は隔月で合否判定学力テスト、祝日にはイベントや冠模試が入ります。かなりハードです。
長男はまだ友達と遊びたそうだったので、前期は取りませんでした。後期は「遊びなく集中しよう」と本人の気持ちが入ったので受講しました。次男は灘コースを前期から受けました。
Q. 日曜錬成特訓は?
第1・第3日曜の講座で、レベルが3つあります。
- 入試実践講座(算数・理科):資格は偏差値56以上。最難関の帯向けで、西宮・上本町・四条烏丸・名古屋の4教室だけです
- 強化講座:偏差値50以上。難関の帯向け
- 基礎講座:偏差値50未満
- 灘を目指す子は灘コースを取るので、日曜錬成特訓には行きません
どれも任意です。1科目120分を月2回で、4科目取ると日曜は昼から夜まで埋まります(西宮の場合)。授業の長さを見ると、消化不良になるかどうかがポイントです。本人のやる気と塾への相談で決めて、受講しても無理そうなら撤退も視野に入れます。詰め込み過ぎになりかねないので要注意です。
基礎レベルの子で集団授業を消化しきれないなら、個別も検討した方がよいかもしれません。
Q. 国語の記述は?
国語記述力錬成テストは、公開のついでなので受けます。公開学力テストの日の12:15〜12:45、月990円です。3兄弟とも受けています。
国語記述力養成講座(週1回110分、月8,800円)は本当に子ども次第です。3兄弟とも受けませんでした。回らないし、週6〜7日塾になってしまうと息切れします。
Q. 社会は取る?
理科より社会の方がプラスになる家庭と、関東の受験を考えている家庭以外は、いらないと思っています。次男は理科が得意だったので、社会を取ると逆にマイナスになると考えて取りませんでした。
3兄弟が実際に取った講座
長男(2023年組・難関)
- マスターコース3科+最レ算数・理科(最レは11月まで)
- 最レの資格が安定して取れていて、長男の年には最難関レベル特訓がなかったこともあり、最レ算数・理科にしました
- 日曜特訓:前期は取らず、後期から
- 国語記述力錬成テスト:受験/国語記述力養成講座:取らず
新小6になった2月、クラスがVからSに落ちました。そこから「勉強しないといけない」という姿勢が出てきます。
次男(2026年組・灘を目指した)
- マスターコース3科(社会なし)+最レ算数・理科+最レ国語(Web)+日曜特訓前期〈灘コース〉
- 最レ国語は消化不良で、小6の夏前にやらなくなり、秋にやめました
- 国語記述力錬成テスト:受験/国語記述力養成講座:取らず
最レ国語以外は、すべて最後までやり切りました。
三男(2028年組・いま迷っている)
- 小5はマスターコース3科+最レ算数(通学)。週末は少年野球です。
- 算数だけなら最レの資格に届き、3教科ではまだ60に届いていません。ちょうど境目にいます。
- 算数:最レか最難関のどちらかを取るつもりで、どちらにするかはまだ悩んでいます。兄2人は難しい方を勧めてきます。
- 理科:最レの受講資格は取れています。最難関校を目指すのであれば、本人の意向も汲んで考えます。
- 日曜の講座:第1・第3日曜の講座(日曜特訓・日曜錬成特訓)は野球との兼ね合いがあるので、前期は取らないかもしれません。長男は前期を取らなくても合格できました。ただ、三男もそうなるとは限りません。
12/25の締切までに決めて、三男の月ごとの記事で理由と一緒に報告します。
まとめ
新小6の講座は、帯ごとに見ればそれほど迷いません。ボリュームゾーンはマスター、難関は最難関レベル特訓(算数)、最難関は最レ算数(理科は志望校次第)、灘はそこに最レ理科と灘コース。迷うのは帯の境目にいる子で、うちの三男もそこにいます。
早得の締切は10/31、講座の変更は12/25まで。まずマスターを登録して、11月以降の成績を見ながら特訓を決めても間に合います。
次に読む
宿題と講座が一気に増える2〜8月に、何を優先して何を捨てるかを成績帯別に書いています。

9月から年末まで、志望校・日曜志望校別特訓・過去問で親が下す判断の基準です。

ボリュームゾーンから難関の境目で、関西の併願日程を三男で考えた記事です。

洛星・白陵の日程変更で、灘・最難関・難関の併願の組み方がどう変わるか。

小4〜小6で3兄弟に実際にかかった金額と総額です。

小5を10とすると小6は100。次男が灘志望で取った講座の中身です。

三男の小4からの公開学力テストの推移をまとめています。

長男・次男がこの講座でどんな成績を取っていたかは、成績記録の部屋に兄弟別にまとめています(有料)。長男の記録は小1から小6までの成績推移、次男の記録は最難関に挑んだ全記録から読めます。


コメント