今回は、私の次男が塾に通うまでにどのように準備しているか解説したいと思います。
次男は現在小3で、来年、小4になったら塾に通う予定です。
中学受験を目指す場合、多くのご家庭は小4になるタイミングで塾に通うことが多いです。
小5からでも十分に間に合うと思います。
しかし、その場合、塾に通うまでに「学校の勉強以上の学習」をご家庭でしておく必要があります。
中学受験は、学校の授業とは全く勝手が違いますので、学校の授業だけでは入塾もできなかったり、入塾したとしてもはじめのうちはついていくことが大変だと思います。
小学校4年生から入塾するお子さんが多い中、学校の勉強だけで小学校5年生から入塾するとかなりキツイです。
少なくとも、ご家庭で難しめの問題集、あるいは、進学塾ではない所謂「地元の塾」のようなところには通っていたほうがいいでしょう。
私の次男は、スタンダードに小4から通う予定です。
では、その次男が塾に通うまでにどのような準備をしているか説明したいと思います。
公文式
次男は5歳の幼稚園年中から「公文式」に通っています。
週2回、算数と国語の2科目です。
幼少期から公文式を始めることは「勉強の習慣をつける」という意味で重要です。
公文式は、単純作業が多いので、学習効果については「合う」「合わない」が分かれます。
ただ、幼少期から始めると学習効果は大きいです。
その理由などについて別記事に記載していますのでご参考ください。
長男は公文式をせずに、ダイレクトに小学校2年生から「浜学園」に通うようになりました。
学習習慣や文章を読む習慣がついていなかったので、成績がなかなか上がりませんでした。
今思うと、長男も「公文から始めて中学受験の塾」コースにすればよかったかなって思っています。
長男が塾に行くまでの過程は別記事を参照ください。
次男と三男は方針を「公文式で始めて中学受験の塾」コースにすることにしました。
結果として、「毎日勉強する習慣」「国語(文章)に触れる」「計算の効率化」など身についてよかったと思っています。
どこまで進んでから中学受験の塾に通うようにするのか、参考にしてもらえれば幸いです。
それでは、次男の算数と国語をそれぞれ解説していきます。
公文式の算数で準備する
中学受験では、「方程式もどき」が何かと必要になります。
例えば、以下のような問題です。
このような、単純な計算問題以外にも文章題などでも
「方程式を使えたらいいのにな」
という問題や、
「ほとんど方程式で解いてる」
ような問題が少なくないです。
それを、「比」を駆使して解いたり、「面積図」をうまく使って解いたりするわけなのですが、方程式を少し知っていると確かめにもなりますし、より精度が上がります。
ただ、塾では「方程式」は教えてくれません。
公文式で到達できると有利に算数を進められます。
公文式では、Aから始まってGという教材にたどり着くと「中学校1年生」に相当する教材になります。
そこで「方程式」を学習できます。
次男は、なんとか小学校3年生の秋にGの方程式まで到達できました。
単純な計算ばかりですが、マイナスや分数も出てきてやや複雑な問題までやっています。
目標は、塾に通う予定の小3の2月までにGの次のHの途中までを目指しています。
ここまでたどり着くには、能力というより「時間が必要」となってきます。できれば幼少期から公文を始めるのをお勧めします。
中学受験までのつなぎとして方程式まで進めるには、なるべく幼少期から公文を始めるべき
公文式の国語で準備する
国語は親が教えるのが難しいので、公文の教材は非常に助かります。
「文章を読んで問題を解く」
というのは、算数や計算と違ってなかなか継続するのは難しいです。
「文章から抜き出せ」という単純な問題が多く、問題としては簡単なものが多いです。
しかし、否が応でも「文章を読む」という習慣がつきます。
文章を読むと、使われている言葉の意味や漢字なども覚えることができます。
毎日、「読書をしなさい」と言っても継続するのは難しいですが、強制的に公文の宿題として文章を読むというのは習慣にしやすいです。
次男も三男も公文を通じて文章を読むというのが習慣づきました。
結果として、公文以外の文章をよく読むし、本が好きになっている印象を受けます。
「文章を読むと面白い、楽しい」という考えが芽生えているんですね。
受験の準備という点でも公文はいいと思いますが、「文章を読む」という習慣をつけることで「本を読むことは楽しい」という考えが芽生えてくることもよい点です。
さて、次男の国語の進行度は、現在「F」教材というものをやっています。
Fは小学校6年生相当の文章が扱われます。
文章の内容も高度になっていますので、公文式といえど侮れません。
内容は難しくなっていますが、扱っている文章や本が面白かったりします。
結果、続きが気になって、図書館でその本を借りたりしています。
ただ、受験ででてくる問題とは違うので、公文式である程度できても、中学受験の問題で高得点は難しいです。
中学受験の国語は、制限時間の中で、公文より長い文章を読んで記号問題だけでなく記述問題がでます。
公文式の国語では、中学受験の国語は乗り切れませんので、あくまでも「つなぎ」という考えでよいです。
次男の国語の目標は立てていなく、進めるだけ進めるというスタンスです。
文章を読んで問題を解くという習慣が身についてればよいです。
次に、公文以外に次男が塾に通うまでにやっていることを解説します。
長男のおさがりテキストで家庭学習
週1回程度、長男が使っていた過去のテキストを使って算数を教えています。
塾のテキストは、本屋さんで売っている問題集よりもよくできていて教えやすいですし、問題も良問がそろっています。
塾のテキストは、テーマが細かく分類されていて教えやすいし習得しやすくなっています。
例えば、こんな感じです。
浜学園では、
✅ 例題を集めた「テーマ問題」
✅ 簡単な問題を集めた「やさしい問題」
✅ すこし難しい問題をそろえた「むずかしい問題」
✅ かなり難しい問題からなる「チャレンジ問題」
に分けられていて、レベルに応じて勉強を進めやすくなっています。
親としても、小3レベルなら何とか教えられますので、テキストとして利用するのはよいでしょう。
私も時間があるときに次男に浜のテキストを使って教えています。
入塾するまでに3年生の算数のテキストは難しい問題までは終わるかなというペースで進めています。
塾のテキストなんてない
小学校3年生の塾のテキストなんてないよ!というご家庭も多いと思います。
そりゃそうです。塾に通ってないと、テキストをゲットすることは難しいです。
その場合は、以下のテキストを使用することをお勧めします。
計算は大丈夫だけど、文章題はやったことないというお子さん向けです。
あとは、禁じ手ではありますが…
メルカリなどで、浜学園のテキストを売っている人がいますので…
メルカリを利用して手に入れるというのも一つの手ではあります。
それが嫌であれば、塾への通塾は大変だという場合は、Web受講生などでテキストや授業を受けることをお勧めします。
浜学園ではWeb授業もやっていて、クオリティも高いのでお勧めです。
まとめ
私の次男を通じて、小学校4年生から通塾するまでの準備についてご説明しました。
学校の勉強だけだと間違いなく行く前から「嫌になる」のは目に見えていますので、ある程度の準備が必要です。
私のおすすめは、
✅公文:幼少期から始めて方程式まで目指す
✅塾のテキスト:手に入れば自宅学習に最適
です。
塾に通うのは大変です。さらに、最初から躓くと長続きしない可能性もあるので、なるべくスムーズに始めたいですね。
小学校4年生から塾を検討しているご家庭も多いと思います。
ただ、何を準備したらよいのか、どう備えたらいいのかわからないという親御さんのために少しでもお役に立てれば幸いです。
来年2月までに「入塾テスト」も受けたいと思っています。
またレポートしますので、ぜひ参考にしてください。
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浜学園は、非常におすすめの中学受験専門塾です。
浜学園には長男が通塾中ですが、次男も三男も入塾を予定しています。
安心して自分の子供を預けられる塾です。
関西を中心に、灘をはじめとする最難関中学から難関中学まで幅広く多数の合格者を輩出しています。
☑ 灘中合格者数は2022年は96名で、18年連続37回目の日本一を達成。
☑ 甲陽中学合格者は97名で、12年連続日本一達成。
☑ 星光中合格者数は、113名で5年連続日本一達成。
☑ 東大寺中は150名(5年連続日本一達成)、西大和中は234名(13年連続日本一達成)。
☑ 洛南中は147名(14年連続日本一達成)、洛星中は89名。
☑ 男子最難関中(灘、東大寺、洛南、西大和、甲陽、星光、洛星の7校)の合格者数は合計926名(募集人員合計1495名の61.9%)を占める。
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