鉄緑会の校内模試は、クラス分けに使われる唯一の試験です。しかも年に2回しかありません。
我が家では、長男が中1から高1まで、次男が中1で受けてきました。この記事では、鉄緑会大阪校で実際に受けてきた記録をもとに、「平均点はどのくらいか」「結果はいつ返ってくるのか」「クラスはどう決まるのか」をまとめます。
※鉄緑会大阪校での我が家の経験にもとづく内容です。他校舎や年度によって違う場合があります。
校内模試とは
校内模試は、鉄緑会に在籍する生徒が学年ごとに一斉に受ける試験です。
実施時期
- 中1〜中3:第1回が8月第3週ごろ、第2回が2月第3週ごろ
- 高1:第1回が8月、第2回が1月中旬
- 高2:第1回が8月、第2回がクリスマスのころ
- 高3:クラスが変わる校内模試はありません
つまり、高3という大事な1年間のクラスを決めるのは、高2の12月の校内模試です。そのため、この回は非常に大事だと言われています。
通称「クリスマス模試」。恋愛にうつつを抜かさず勉強しろ、という意味らしいです(噂)。
試験の基本
- 科目:英語と数学
- 配点:英語・数学とも120点満点(英数総合240点)。中1から高1まで共通でした。大問の数や配点は回によって違います
- 試験時間:学年によって違います。中1は英語70分・数学90分、高1は英語100分・数学120分でした
- 普段受講していない科目も、校内模試だけ受けることができます
クラス分けに使われるのはこの校内模試だけなので、毎回の授業で行われる確認テストとは重みがまったく違います。
中1の最初の校内模試は、夕方に英語70分、続けて数学90分という長丁場でした。「一問25分もかけられるから時間的には余裕やな」と言っていた長男は、終わってみると「ゲキムズだった」とのこと。問題の重さは、塾の普段のテストとは別物です。
結果はいつ・どう返ってくるか
結果は、受験からおよそ2週間後にWebで返ってきます。2026年度の第1回からこの形になり、それまでは郵送でした。
返ってくるもの
- 成績(得点・偏差値・順位)
- クラス決定通知(次の半期のクラス・曜日時間帯・担当)
- 採点済みの答案
- 講評(設問ごと・クラスごとの平均点つき)
講評には、全体の平均点だけでなく、クラスごとの平均点が大問ごとに載っています。自分の子がどのクラスの平均に近いのか、どの大問で差がついたのかまで分かるので、親としてはここが一番読みごたえがあります。
学年別の平均点一覧
我が家が受けた回を中心に、講評に載っている全体平均点をまとめました(いずれも120点満点)。数字の詳しい内訳と、各回の我が家の結果は、それぞれの記事に書いています。
| 学年・回 | 数学 | 英語 | 各回の記事 |
|---|---|---|---|
| 高1・2026年度第1回 | 46.8点 | 54.6点 | 数学編/英語編/総評🔒 |
| 中1・2026年度第1回 | 74.3点 | 67.1点 | 数学編/英語編/英数総合編🔒 |
| 中3・2025年度第2回 | 61.7点 | 56.7点 | (長男は学校行事のため受験できず) |
| 中3・2025年度第1回 | 57.6点 | 44.5点 | 中3、第1回校内模試の結果🔒 |
| 中2・2024年度第2回 | 52.5点 | 53.5点 | 中2、第2回校内模試の結果🔒 |
| 中2・2024年度第1回 | 57.6点 | 61.0点 | 中2長男、第1回校内模試結果🔒 |
| 中1・2023年度第2回 | 54.1点 | 66.5点 | この記事の後半/中1、第2回校内模試 |
| 中1・2023年度第1回 | 72.6点 | 73.1点 | 中1長男、はじめての校内模試の結果 |
🔒=会員記事です。英数総合の平均は、中1・2026年度第1回が141.9点、高1・2026年度第1回が103.3点(240点満点)でした。
こうして並べると、平均点は回によってかなり上下します。英語は44.5点の回もあれば73.1点の回もあり、数学も46.8点から74.3点まで開きがあります。同じ中1でも、2023年度は第1回が数学72.6点だったのに対し、第2回は54.1点まで下がりました。平均点を取れていれば、十分ついていけています。結果を見たときに慌てる必要はありません。
ただ、目指すなら、Aクラスに入れる点数です。Aクラスの平均が何点だったのかは、各回の記事に書いています。
クラス分けの仕組み
クラスは、校内模試の結果に、教室の希望と曜日の都合のアンケートを合わせて決まります。クラス決定通知にも、そのように書かれています。
クラスの種類(鉄緑会大阪校)
- SA:最上位のクラス(中2から。中1にはありません)
- A1・A2・A3:成績上位のクラス。学年や回によって2〜3クラスです。中1では番号に優劣はなく、曜日や時間帯の違いです。中2からはA1が上位、A2が次点になります。ただし、個人の事情でA1の曜日が合わなければA2やA3に変更は可能です。A3がA1の時間帯希望などの逆は不可です。
- B・K・N:SAとA以外の一般クラス。Nは西宮校(中学だけの教室)のクラスです。記号や番号の間に優劣はありません
- #:普段受講していない科目を、校内模試だけ受けた人の区分
なお、東京校では、上位クラスを「レギュラー」と呼びます。大阪校でいうSA・A1〜A3にあたるクラスです。
2026年度第1回の中1では、Aクラスで受験したのは数学で63人(数学受験者458人の約14%)、英語で64人(英語受験者430人の約15%)でした。2026年度の中1の場合、Aクラスは受験者の上位15%前後というイメージです。
講評のクラス別平均点は、模試を受ける前に在籍していたクラスごとの数字です。今回の模試の結果で、次のクラスが決まります。
そのクラス別平均点を見ると、上位クラスと一般クラスの間には毎回大きな差があります。同じ試験で、SAの平均が全体平均のほぼ倍になった回もありました。どのクラスが何点だったのか、我が家の子がどのクラスの平均に近かったのかは、各回の記事に書いています。




成績優秀者の発表
校内模試には成績優秀者の発表があります。上位の生徒は冊子に名前が載り、校舎にも張り出されます。
2026年度第1回の分は、この記事を書いた時点ではまだ発表されていません。
我が家の実例
長男:中1の冬、2回目の校内模試
中1の2月、長男が2回目の校内模試を受けました。終わった直後の感想は「ゲキムズだった」。本人の手応えは、数学80〜90点、英語70点くらいとのことでした。
結果が返ってくると、本人の言う通り、特に数学が難しい回だったようです。この回の全体平均は数学54.1点、英語66.5点。数学は英語より12点以上低い平均でした。本人の予想点もほぼ当たっていました。
数学は全体的に満遍なく取れていて、ほとんどの人が得点できていない設問6で比較的高得点だったのが良かった点です。将来、大学受験では簡単な計算問題は出題されず、設問6のような応用問題が出るからです。計算問題は正確だが難問で失点している場合と、計算問題で間違えているが難問で得点できている場合とでは、後者の方が価値が高いと考えています。計算は精神年齢の成長とともに改善されていきますし。
英語は、正直なところ平均より下かもしれないと思っていました。本人も「単語を全然覚えてないからあかんかったわ。単語勉強するようにするわ」と言っていたので、期待はしていませんでした。が、なんとか平均より上を保持。
親や他人から必要性を諭されてやるだけでは、なかなか身につきません。「単語が大事」と自分で気づけたのが、この回の一番の収穫でした。
普段やっていたのは、鉄緑会の宿題を1周と、復習テストの間違い直しくらいです。数学は前半の失点を防げばあと10点以上は取れたんじゃないか、と親のイケナイ欲が出ますが、1年間いい形で続けられたことを褒めたいと思いました。
ただ、まだまだ猛者たちが鉄緑に参加していないことを考えると、今時点の成績でどうのこうの言えないとは思っています。中1の時点で鉄緑会の校内模試に対して熱心に対策している人も少ないでしょうし。
さらに中2になると高校の内容に進みます。振り落とされないようにしてほしいですが、鉄緑会命!になるほど頑張りすぎる必要はないと思います。
長男のその後:中2〜高1
中2・中3の間は、「平均くらいでついていけばいい」という方針で通っていました。部活も忙しく、上位クラスの資格があっても行かないと本人が言っていた時期もあります。中3の第2回は学校行事や部活の予定と重なって受けられず、高1は一般クラスからのスタートになりました。
高1の第1回は、中学のときとは手応えが違ったようです。点数を見た本人のひと言も含めて、どこで差がついたのかは、それぞれの回の記事に書いています。




次男:中1、英語だけ受講して数学は「#」で受験
次男は鉄緑会では英語だけを受講しています。数学は受講していないので、校内模試の数学は「#」の区分で受けました。数学を習っていない子が、鉄緑会の数学でどのくらい取れたのか。その答えは数学編に書いています。


この記事では平均点とクラス分けの仕組みだけを書いています。長男の中2・中3の校内模試の結果は、「長男の記録」にあります。
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