灘中関連の講義や模試などを受講していくと明らかに足りないものが見えてきます。
それは
「算数の問題量」
です。
先日行われた灘チャレンジ模試ですと、問題数は全部で20問ですが、それを一問2分で解かないといけません。
ということは、基本的にゆっくり考える時間はありません。
簡単な問題は反射的に取り掛かりミスなく正答までたどり着く必要があります。
ですから、基本的に「類題を解いたことがあるかどうか」が大事になってきます。
ゆっくりと考えたら解ける問題が大半だとしても、実際のテストでは得点できません。
ですから、以下のポイントを押さえないといけません。
☑️ できるだけ多くの問題に取り組む
☑️ 間違えた問題は2度と間違えない
☑️ 類題に応用できる
☑️ パターンのストック
が必須となってきます。
それを養うためにはどうしたらいいか?
正直なところ、最難関レベルになると塾の通常授業で扱っているテキストだけでは不十分でしょう。
浜学園の最高レベル特訓を習得していたとしても解けるかどうか非常に怪しいです。
問題を見ていると、明らかに「プラスα」が必要です。
凡人レベルの初見では解けないレベルの問題が多いです。
そこで、取り掛かろうとしているのが
「算数合格へのチャレンジ演習」
です。
灘をはじめとする最難関中学の過去問を中心に構成されています。
もちろん、小5の段階では行き過ぎている感じは否めません。
今やる必要あるの?小6からでもいいんじゃないの?
と思われるかもしれません。
しかし、小6は
時間がない
です。
塾の課題や講義が多くて、プラスαに時間を割くのが困難となります。
小5で履修した部分をちょっとずつ解いていく感じになります。
もちろん、天才レベルであれば短期間にこなすのでしょうが、凡人レベルはちょっとずつ繰り返し復習しながら亀のごとく進むのが良いと思います。
まぁ初見で解くのは大変でしょうけど、3〜5割くらい合えばいいという感覚でしょうか。
それも難しいかもしれませんが。
とにかく
「問題量を増やす」
ことが大事です。
そして
「一度解いた問題は間違いない
ということも大事です。
チャレンジ演習と並行しながら
「プラスワン」や「ステップアップ演習」
を進めるのもいいと思います。
「プラスワン」=ホップ
「ステップアップ」=ステップ
「チャレンジ演習」=ジャンプ
というイメージです。
かなり苦しいですが、1周やり終える頃には自信につながっていることを信じて。
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