最近、よく感じるんです。
年を重ねるにつれ、ヒシヒシと感じます。
それは、何かに挑戦するときに、
「やっているときの苦しさ」より「やらなかったときに後で感じる苦しさ」の方が大きい
ということです。
私のようにおっさんにもなると、
「あ〜もっと若い時に英語をやっときゃよかった」
とか
「あ〜あの時もっと勉強を頑張ってよかった」
とか誰もがおっさんやおばさんに感じるアレです。
若い頃には気付きにくいんですよね。
大人になるにつれ、失った経験の重要性に気づくのです。
最近、ヒシヒシと感じている私はなるべく挑戦することを選ぶようにしています。
このブログもその一つです。
ネット系のことも少しはやってみたいという気持ちと子供の記録を残しておきたい(日記的な意味合い)という気持ちもありブログを始めました。
正直なところ、ブログの運営はサーバー代などを考えると広告を載せていたとしてもマイナスです。
赤字垂れ流しなんですが、細々と続けています。
その理由は先に述べたように「なるべく挑戦する」ということと、
「継続する」
ということです。
ブログの他にもなるべく挑戦するようにしています。
昨年は法人も設立しました。
元々、副業をしていたので法人化は特に問題なくできたのですが、初めてのことだったのでそれなりのパワーは必要でした。
まだ設立して1年しか経っていませんが、それなりの利益が出ていて本当に挑戦してよかったと思っています。
ブログとか法人設立とか特殊なこと以外にも、「やらない苦しさ」を感じるくらいなら「やる苦しさ」を選ぶようにしています。
子育てでも実践するようにしています。
例えば、仕事から帰ってきて結構疲れている時もなるべく子供の勉強を見るようにしています。
私の家ではダイニングテーブルで三兄弟が勉強しますが、その一角に座って勉強している様子を眺めています。
わからない時があれば聞いてくるのですが、そばに座っているのですぐに答えられます。
丸つけもしたりします。
「あ〜眠いなぁ」
と思うときでも、なるべくテーブルの一角に座って最後の1人が終わるまで見届けています。
もちろんウトウトするときもありますが、そこに座っているだけで子どもたちはだらけずに勉強をします。
勉強だけでなく、子供の遊びにも付き合うようにしています。
以前の記事でも書きましたが、三男のバッティングセンターや次男の虫取りなどです。
平日、仕事から帰りピンポンを押すと、野球スタイルの三男がドアを勢いよく開けてくれます。
「もうしんどいから行かない」なんて言えません。
三男は私が帰ってくる前に宿題も公文も終わらせて待っています。
行かなかったら子供たちが寝た後に後悔すると思いますし、行ったら行ったでしんどいより楽しいが勝つのです。
何より一緒にバッティングセンターに行く時間なんてあっという間になくなってしまいます。
虫取りが好きな次男にも山に行くことをせがまれます。
虫取りは正直しんどいです。蚊もたくさんいますし、何よりカブトムシやクワガタなどの人気のある虫が必ずいるとは限りません。
土曜の夜に仕掛けをセットしに行って、日曜日の朝4時に起きて取りに行ったこともあります。
が、「坊主(全く取れない)」で帰ったこともあります。
ただ、採れた時の喜びはひとしおです。
むちゃくちゃいい思い出になりますし、あの見つけた喜びを分かち合う瞬間はかけがえのない思い出になります。
結果として、家中虫だらけになりますが、生き物を育てる大変さを知る経験にもなります。
とにかく、親みずから「やらないよりやってみる」という精神を示そうとしています。
3月に旅行にいった時のことでした。
天空の城として有名な竹田城というところにいった時の話です。
あいにく朝から雨でした。しかもまぁまぁな量の雨。
泊まりで行っていたということもあり、とりあえず近くまで行ってみようといったのですが、行きたくないとブーイング。
それでも、まぁダメもとで行ってみようと説得し向かいました。
幸運にも雨足が弱まり、竹田城に着く頃にはほぼ止んでいました。
その結果…
雲の中に浮く城を体感することができました。
旅行にいった3月は霧が少なく天空の城のように見えないのですが、その時は雨のおかげで湿度が高く霧が立ち込め天空の城になっていました。
子供たちも「来てよかった」と口を揃えて言っていました。
もちろん、やってみていつもいい結果で終わることばかりではありません。
ただ、失敗に終わったとしてもやってみたという経験は大事です。
うまく行かなくても学びが多いですし、やらなかった時より何かすっきりした気持ちにもなれます。
子供たちにも「とりあえずやってみよう」というようにしています。
やる前にウジウジ考えていても仕方がないので、やってみることが大事と伝えています。
うまく行かなかったら、なんでうまく行かなかったのかということを考えることもできます。
やってなかったらなぜうまくいかなかったのかを考えることはできません。
親しか「やらなかった時の苦しさ」をうまく伝えられる人はいません。
子どもは目先のことしか考えられないので楽な方を選びがちです。
でも、親がしんどくてもやってみるという姿を見せ続ければ、子どもたちもとりあえずトライしようという気持ちになってくるかもしれません。
ということで、もうジジイになりつつある私ですが、できるだけ新しいことにトライし挑戦してくことを見せていきたいなと思っています。
そして、しんどくてもなるべく子供の興味があることにつきあうようにしていきたいです。
親にとっても学びが多いですし。
そんな感じで、いずれ誰かの役に立つかもしれないという期待を抱きながら赤字続きのブログを書き続けたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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