関西統一日が1週間も過ぎると各塾の合格実績が出揃います。
どの塾も「灘」にどれくらい受かったのかが大事なので、そこを強調しておのおの実績を誇示します。
ほとんどの人にとって「灘」は関係ないのですが、筑駒と双璧をなす日本のトップ学校なので塾のステータスとなるのでしょう。
まぁ世間は、特に中学受験に関係ない層は灘以外の数字にあまり興味がないです。
ですから、その塾が優秀かどうかは、トップオブトップの合格実績がクローズアップされるんです。
そして、その数が多いほど、勘違いした親たち(私含)が
「この塾で頑張れば、うちの子だといけるかもしれない!」
と錯覚しその塾にお布施をするようになるのです。
無自覚ほど恐ろしいものはないですし、その無自覚に走らせる1番の宣伝材料が
「灘中の合格実績」
ということになります。
長年生き残っている塾ほど、集客の効果が確立されています。
さて、2026年の各塾の「灘中の合格実績」を見て行きましょう。
まずは、希学園です。

2026年の希学園の灘中合格者は
41名
でした。
去年の50名以上より10名以上減少したことになりますね。
めちゃくちゃ正直な印象を受けます。
と、いうのも、、、

希学園では、合格実績に対しての考え方として
「講習・テストのみの参加生は塾生数には一切含みません」
とHPに明記しています。
各所からの情報からも、真実だと思われます。
この点において、希学園はかなり誠実な塾ということもできますね。
希学園が前年より20%も減らしているということは、かなり苦戦したということでしょう。
この原因としては、やはり算数の問題に毎年出ている立体や平面図形がほぼ出題されなかったなど対策しやすい分野が激減していた事や基礎中心だった例年に比べて理科に読解力が要求されたことが考えられます。
傾向がガラッと変わると、塾での対策が弱まりますので、その時の相性などのガラガラポン要素が高まった影響と考えられます。
次に馬渕教室を見てみましょう。

馬渕教室の灘中合格者数は
「77名」
と前年より2名増えたようです。
2024年が58名だったので2024から2025はプラス17名だった時と比較して、かなり控えめなプラスと言えます。
馬渕教室が合格実績に通塾生の基準をどのように設定しているかは不明ですが、前年プラス2名ということは苦戦したと伺えます。
希学園と比較して、、、
希学園は灘中41名に対して、東大寺が82名、洛南が54名(うち女子が23名)です。
一方で、馬渕教室は、灘中が77名に対して、東大寺が104名、洛南が39名(うち女子が12名)とのことでした。
ん?なんか妙だな、、、
とコナンであれば感じるはずです。
灘中を受験する多くが、灘中の翌日入試がある東大寺か洛南を受験するはずです。
馬渕教室の灘中の合格率がかなり高く見積もって60%とすると、受験生が約130名が受験し77名が合格したということになります。
馬渕教室の東大寺および洛南の合格者数の合計は130名ちょうどとなります。
灘中を受験するレベルとなると高確率で東大寺あるいは洛南に合格すると考えられますが、この考えをもとにすると、灘中併願者以外の東大寺および洛南受験生はほぼ落ちたということになります。
そんなはずはありません。
すなわち、、、
みなまでは言わないでおきます。
読者の皆様の想像にお任せしますが、希学園の東大寺および洛南の合格者数の合計は110名くらい(女子を除く)で、灘中の合格者数は41名ですから、ざっと灘中合格数は東大寺および洛南の合計の3分の1くらいになっています。
これが標準という考えに基づくと、灘中の合格者が77名であれな、東大寺および洛南の合格者数の合計は230名くらいになるはずです。
うん。
100名くらい少ないですね。
逆に東大寺および洛南の合計が130名となると、その3分の1くらいの43名くらいが灘中に合格したとも言えそうです。
すなわち、、、30人くらいサバ読んでいるとも言えそ(r
次に日能研を見て見ましょう。

日能研の灘中の合格者数は
「55名」
でした。
一方で、東大寺は25名、洛南は31名(男女比は不明)の合計56名でした。

先ほどの希学園の灘中と東大寺+洛南の比率で考えると、、、
灘中の合格者数が55名であれば、東大寺+洛南は160名くらいになるはずです。
ただし、日能研は希学園や馬渕教室とは違って少し注意が必要です。
それは、希学園や馬渕教室とは違って日能研は関西を中心とはしていないからです。
(馬渕教室は提携している関東の塾の合格実績を含んでいる可能性も考えられますが、、、)
ですから、日能研の東大寺+洛南が56人が灘の55人と比較して少なすぎるから盛っているとは直ちには断定しづらいです。
ただ、、、
仮に灘合格者数55名のうち30名が近畿、25名が近畿以外と仮定しても東大寺+洛南が56名(女子を含む)は少ないと思うのですが、皆様はどう考えるでしょうか?
さて、ここまでの3つの塾の合計をまとめて見ましょう。
希学園:41名
馬渕教室:77名
日能研:55名
で合計173名です。
ちなみに、灘中が公式に発表している合格者数は、
282名
です。
ということは残り109人ということになりますね。
さて、浜学園の合格実績に行く前にその他の塾の実績を見て見ましょう。
まず首都圏で絶大的な実績を誇るSAPIXです。

SAPIXの灘中合格者数は「35名」でした。
SAPIXに関しては、関東が主戦場で合格者数を盛る意味は薄いので実数と考えられます。
一方で、東大寺は「10名」、洛南は「3名(男女比不明)」でしたから、実質的な関西の合格者数は10名ほどではないかと推測できます。
この時点で、4つの塾の合計は、208名(希+馬渕+日能研+SAPIX)となります。
次に、能開センターです。

能開センターの灘中合格者数は「5名」でした。
一方で、東大寺は43名、洛南は9名(女子を除く)、それらの合計は52名でした。
こちらは灘中と東大寺および洛南の比率を鑑みると希学園と同様に誠実に合格者数を公表している印象を受けます。
この時点で、5つの塾の合計は、213名(希+馬渕+日能研+SAPIX)となります。
続いて、希学園の首都圏を見て見ましょう。

希学園の首都圏は関西とは別に合格者数を分けていますので、希学園首都圏だけで「5名」ということになります。
この時点で、6つの塾の合計は、218名(希2つ+馬渕+日能研+SAPIX+能開)となります。
次に四谷大塚です。

なんと、四谷大塚ネットワークの灘中合格者数は「41名」です。
四谷大塚の東大寺は6名、洛南は9名(男女比不明)です。
四谷大塚は関東が主戦場ですから、東大寺+洛南の15名と同数以下が近畿からの灘中の合格者数だと推測できます。
すなわち、数字を盛っていないとすれば、、、
灘中合格者数のうち、15名くらいが近畿、25名くらいが近畿以外ということになるでしょう。
近畿と近畿以外で分けたのは後で理由を述べます。
ということで、この時点で、7つの塾の合計は、259名(希2つ+馬渕+日能研+SAPIX+能開+四谷大塚)となります。
次に灘中受験ツアーがある早稲田アカデミーです。

なんと、61名でした。
東大寺は2名、洛南はゼロ(?)であることを考えると、ほとんどが近畿以外からの合格者でしょう。
この時点で、8つの塾の合計は、320名(希2つ+馬渕+日能研+SAPIX+能開+早稲田)となります。
もうすでに公式が発表している合格者数280名を40名以上溢れています。
次にアップ教育企画です。

アップ教育企画の合格者数は、9名でした。
こちらも希学園と同様に純粋な生徒数のみなようです。
ちなみに東大寺は15名、洛南は6名でした。
この時点で、9つの塾の合計は、329名(希2つ+馬渕+日能研+SAPIX+能開+早稲田+アップ)となります。
さて、ここで灘中公式が発表している地域別合格者数を見て見ましょう。

近畿の合格者数は、滋賀3、和歌山0、京都11、奈良9、大阪63、兵庫65で151名です。
ここで各塾の近畿の合格者数を推測すると、、、
希学園(近畿)の41名はすべて近畿でしょう
馬渕教室の77名に関しては教室の数から簡単に分けると近畿が34校、名古屋が4校なので8分の7が近畿とすると67名が近畿からの合格となります。
日能研は、先で述べたように灘中合格者55名のうち30名が近畿、25名が近畿以外と仮定できます。
この3つだけで近畿の合格者数の推測値は、138名くらいになります。
この時点で、公式が発表している151名に肉薄しています。
そして、我らの浜学園の合格者数を見てみましょう。

浜学園の灘中合格者数は「101名」と圧巻の22年連続日本一でした。
東大寺は171名、洛南は167名(うち51名が女子)でした。
ここからは私の完全な私見に基づく感想になります。
信じるか信じないかは、あなた次第です笑


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