先日、次男が今後受講すべき、しなくてもいい講座について講師の先生から電話がありました。
具体的には、
・日曜志望校別特訓講座終了後の2時間の自習講座
です。
これを受けると帰宅が10時を超えるので、できれば参加を避けたいです。
自習なので。
家でもできますし。
睡眠時間も減るので。
講師の先生からは
「不要」
とのことでした。
・家で集中できない
など理由がなければ参加は必須ではないとのことでした。
その電話のついでに
「今の次男の状況で、灘中の受験はどんな感じか?」
とざっくりとした質問をしてみました。
ざっくりとしすぎて答えにくい質問とは知りながらも経験の豊富な先生からの率直な意見を聞きたく質問しました。
返答は、、、
「まだまだ受験を承認できるレベルではない」
とのことでした。
直接的にこのような言い方ではなかったのですが、このような意図と感じました。
また
「まだまだ諦めるレベルではない」
「志望校を下げる決断をすべき時ではない」
と言うことを言われました。
「え?そもそも志望校を下げるとか考えてはないんだけど…。」
と心の中では思いましたが笑
5月の灘オープンでは一桁順位、その他の冠模試ではA判定(自宅模試では1回だけB判定)を継続していましたが
「受験を承認できるレベルではない」
と言うニュアンスの言葉は重みがありました。
公開学力テストで2回ほど100傑を逃し、そのうち1回がドボンしてしまったのが「ばらつきが大きいので不安」と言う判断がされているようです。
1回のミスでも許されない、そんな世界です。
確かに灘はボーダーラインの争いが熾烈です。
上に行けば行くほど、1点の重みが増していきます。
どんぐりの背比べが如く、ちょっとした不注意で不合格になってしまいます。
10回に1回のドボンが来たら不合格になります。
灘以外の7冠校では下への広がりが大きいため、多少ドボンしても合格圏なのですが灘は多少のドボンが命取りです。
ですから、今後は「公開模試では全て100傑以内、冠模試では全てA判定」を取らないといけないと言う気持ちが必要です。
しかもこれが最低ラインと考えるべきでしょう。
安心ラインがあるとすれば、公開は10傑、冠模試でもA+判定(=10傑)となりますので、それ以外は「まだまだ安心できない」ということになるのでしょう。
恐ろしい世界です。
落としちゃいけないと言うプレッシャーの中で「本当に落とさない精神面」も大事なのでしょう。
本番はもっとプレッシャーがかかるので、模試という練習でブレている場合ではないということです。
ボーダーラインはメンタルがもっとも大事といえます。
過信はいけませんが
「俺ならできる」
という自信は必要です。
「1日目に十分に力を発揮できなくても2日目に挽回できる」
という気持ちも必要です。
本番では1日目終了後に「めっちゃ簡単やった!100点や!」と大声で言って、他の受験生にプレッシャーをかけてくるようなこともあるようです。
心理戦を利用してくる子もいるので、それに動じないメンタルが必要です。本当に恐ろしい世界です。
とにかく、これからの模試は「絶対に落とせない」という本番を仮想しながら受験する必要があるのは間違いないでしょう。
そのプレッシャーのなか、メンタルを鍛えていくしかありません。
小6にして、想像を絶する世界です。
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