今回は、長男が通っている「浜学園」を例に、実際に中学受験がどれくらいかかるのか説明します。
中学受験は、授業代、テスト代、テキスト代など費用が結構かかると言われていますが、具体的にいくらかかるかはよくわかりませんよね。
中学受験をさせようとおもっているんだけど、いくらぐらいかかるのかよくわかないのよね。 いろんなサイトを見ても明示されてないのよね。
私も2023年中学受験生の子供がいて浜学園に通わせているので、わかる範囲であればお答えできますよ
ちょっと伺ってもよろしいかしら?
構いませんよ。 ただ、どのコースを選択するかで費用は変わってしまいます。 私の子供が選択しているコースの費用として参考程度に聞いてください。
中学受験は塾をどこにするのか、いつから通わせればいいのか、などによりかかる費用は異なってきます。
今からご説明するのは、私の子供が選択した1パターンであるので、必ずしも全員がこれくらい必要というものではありません。
あくまでも参考程度としてお読みいただければ幸いです。
? 中学受験を考えている親御さん
? 通塾中だけど他の塾の費用が気になる親御さん
? 中学受験ってどれくらい費用がかかるのか興味がある親御さん
私は精神科医で3男児の父ですが、全員中学受験できればいいなと思っています。
3人の勉強関係の習い事ですが、
✅ 長男:小学校6年生で浜学園1年生の2月から通塾しています。
✅ 次男:小学校3年生で公文に幼稚園年中から通っています。2022年5月現在、算数G90(中1相当)、国語EⅡ10。
✅ 三男:小学校1年生で公文に幼稚園年長から通っています。2022年5月現在、算数B150(小2相当)、国語AⅡ20。
です。
医師と三男児の父の立場から、中学受験について解説しています。
長男は公文せずにいきなり浜学園でしたが、私自身が見ている限り「公文から浜学園」のほうがいいと思います。
私自身、まさに中学受験を7ヶ月後に控える子供の父で、当初は、塾の費用ってどれくらい必要なのか気になっていた一人です。
どれくらい費用が必要なのか早速解説していきます。
小学校2年生
私の長男は、小学校1年の2月から浜学園に通うようになりました。
中学受験の塾は、基本的に2月が開始月となります。
受験が6年生の1月なので、それを基準にしているからです。
小学生1年2月まで塾や公文などの勉強系の習い事はしていませんでした。
なぜ浜学園に通うわせるようになったのかは、以下の記事を参考にしてください。
当時は、公文にするか浜学園にするか悩みました。
科目 | 頻度 | 費用 | |
浜学園 | 算数と国語(基本) | 週1回 2.5時間 | 月22,000円前後(+季節ごとの講習代) |
公文式 | 算数と国語(一つでも可) | 週2回 1時間程度 | 月14,000円(2科目で) |
費用は月々、浜学園の方が8,000円ほど高いのですが、塾の講師がしっかり授業をしてくれることなどから浜学園を選択しました。
ちなみに、小学校2年生や3年生は、私の長男は「土曜マスターコース」といって、週1回土曜日の午前中のみのコースを選択していました。
さて、通算でいくら払ったでしょうか?
全てを記録しているわけではなく覚えていませんでした。
Webで支払い履歴を確認可能
浜学園のWeb(マイページ)のすごく良い点は、今まで支払った金額が全て下記のスクショのように閲覧可能なところです。
上記のスクショのように通常授業料(復習テスト込み)は23,000円でした。
2年生は、月々平均で25,000円前後と入学金など全て合わせて、
¥371,468円 (2年生時トータル)
でした。
2年生は季節の講習会は参加していませんでしたので、標準コースのみの価格となります。
ちなみに、Webサポートなど浜学園のサポートの厚さについてはこちらを参考ください!
小学校3年生
小学校3年生もベースの授業は、週1回土曜日3時間弱の国語と算数でした。
3年生からは夏休みなどの長期休暇は暇を持て余す可能性が高かったので、Webですが季節の講習会にも参加するようになりました。
テキスト代込みで
✅ 春季講習:約14,000円
✅ 夏期講習:約25,000円
✅ 冬季講習:約20,000円
が、標準コースに加えてかかります。
標準コースは、2年生とほぼ変わらない下記のスクショくらいの価格でした。
*オルパスメールは塾の入退室すると親にメールで案内が自動的に行くシステムのことです。
3年生は、全て合わせると
¥373,315円 (3年生時トータル)
でした。
小学校4年生
小学校4年生になると、選択するコースにもよりますが、標準コースですと、
毎週平日3日間で算数、国語、理科の3教科
となります。
一気に受験ぽくなります。
加えて希望者の選択になりますが、
算数の最高レベル特訓
という授業が加わります。
長男は4年生時の最高レベル特訓はWebを選択しました。
4年生時の通常授業とテスト代+最高レベル特訓のWebでおおよそ下記のスクショくらいになります。
これに、3年生時と同じように季節の講習会が加わります。
私の長男は参加していませんが、灘中を目指す子は特別で灘中特訓という特別授業も加わります。
4年生は、全て合わせると、
¥618,297円 (4年生時トータル)
でした。
*コロナ禍で対面授業が休講になった影響があり、通常よりわずかに安くなった時期がありました。
月平均5万円となります。
2、3年生と比べると月ベースで2万円上がったことになります。
小学校5年生
小学校5年生になると、標準コースですと算数が2コマとなり、
毎週3日間で算数(2コマ)、国語、理科の3教科
となります。
加えて4年生と同様に希望者の選択になりますが、
算数の最高レベル特訓
という授業が加わります。
5年生はWebではなく対面授業としました。
ですから、週4回授業で、そのうち1回は2コマ(4時間)となります。
ちなみに1コマはPM7時〜PM9時という感じで2時間あります。
5年生時の通常授業とテスト代、さらに最高レベル特訓でおおよそ下記のスクショくらいになります。
5年生は、通常授業、最高レベル特訓、各種テスト、季節の講習など全て合わせると、
¥851,260円 (5年生時トータル)
でした。
月平均7万円となります。
2、3年生と比べると月ベースで4万円
4年生と比べると月ベースで2万円上がったことになります。
恐ろしいです。
小学校6年生
小学校6年生にもなると、通常授業は5年生と同じで、
毎週3日間で算数(2コマ)、国語、理科の3教科
となります。
最高レベル特訓は算数に加えて、理科の最高レベル特訓を選びました。
算数と理科の最高レベル特訓が週一回(PM3時〜PM9時)までぶっ続け
という授業が加わります。
それらを合算すると標準で下記のスクショくらいになります。
テストや各種講習が目白押しに組み込まれるので、10万円を超える月が出てきます。
6年生は、通常授業、最高レベル特訓、各種テスト、季節の講習など現在(2022年6月)まで全て合わせると、
¥480,385円 (6年生の前期トータル)
でした。
月平均10万円となります。
✅ 2、3年生と比べると月ベースで7万円
✅ 4年生と比べると月ベースで5万円
✅ 5年生と比べると月ベースで3万円
上がったことになります。
絶句します。
これに加えて7月以降の後半部分と受験費用を加えると、
小学校6年生時は100万円は超えるでしょう!
受験が親の課金合戦っていうのがわかる気がします。
まとめ
浜学園を例にして、小学校2年生から小学校6年生の夏までの費用を説明しました。
✅ 小学2年生:月3万円 算数と国語の2教科
✅ 小学3年生:月3万円 算数と国語の2教科
✅ 小学4年生:月5万円 算数、国語、理科の3教科と最高レベル特訓算数(WEB)
✅ 小学5年生:月7万円 算数2コマ、国語、理科の3教科と最高レベル特訓算数
✅ 小学6年生:月10万円 算数2コマ、国語、理科の3教科と最高レベル特訓算数および理科
私の長男の例となります。どのようなコースを選択するかで変わってきます。
目指す志望校や選択する科目数で費用は異なってきますことにご注意ください。
費用に関しての具体的な数字ってあんまり見当たらないので記事にしてみましたが、
2年生〜6年生前半の合計で270万円
でした。
記事にするまで、怖くて合計とか計算はしていなかったのですが実際やってみるとなかなかの額でビビりました。
これだけ費用がかさんでいると、
いくらかかっているとおもっているの!(怒)
と怒りたくなる気持ちになりますが、決してお金の面で怒ってはいけません。
怒りたくなるような場面があったら、以下の記事を読んでこころを落ち着かせてください。
正直なところ、親がどれくらい教育に熱を入れるか、親の塾の費用を捻出できるかに子供の進路が影響されるのは間違っていると思います。
私自身が、公立中学校、公立高校、国立大学というコースでかなり苦労したので余計にそう思います。
できれば、横並びの義務教育ではなく、生徒個人の能力に合わせた授業形態をとれば、わざわざ私立中学に行かさなくてもよくなるのですが、日本は横並び、出る杭は打つという慣習が強いので、特に公立校が弱い地域ではしんどいですね。
この横並びの授業では勉強が苦手な子にとっても、ついていくのが大変になるのでまるでいいところがないように思います。
日本の今後の未来のためにも、各個人の能力を伸ばしてあげるような形態を公立校でも採用してほしいです。
最後は愚痴で終わりましたが、この費用があと2人分も必要となると思おうと…
がんばって稼いで投資をしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
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