【中学受験】長男の春期講習を振り返る

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今回は2023年中学受験組であった長男の春期講習を振り返りたいと思います。

ぱぱりん

2024年中学受験組のかたはもちろん、これから中学受験を目指す人の参考になればうれしいです。

昨年の浜学園の春期講習の様子です。

長男は算数・国語・理科を受講しました。社会がない中学を受験予定ですから社会の受講はありません。

コースは3つあり、

M灘コース

✅最難関コース

✅難関コース

です。

M灘コースは、直近の公開学力テストでかなりの上位者のみが受講可能、

最難関コースは、偏差値53くらいより上が受講可能、

難関コースは上記以下が受講可能となっています。

さらに、それぞれのコースで成績順で数クラスに分かれます。全てが成績順、競争の世界です

長男は直近の公開テストが算数と理科が偏差値62〜63前後でしたが国語が偏差値46と国語がこけた影響もあり最難関コース(そもそも灘を目指していない)ですので、そちらを簡単に説明したいとおもいます

ちなみに、費用はテキスト込みで50,000円弱です。

目次

授業構成

算数、国語、理科いずれも3日間ずつあります。

時間は、270分です…1日270分ですよ。4時間30分。15:00〜20:40です。

長いです。

弁当と水筒を持って電車でいきます。

見た目は遠足ですが、気持ちは戦いにいく気持ちでしょうか(いやいやでしょうか)。

社会も受講する子は、社会もこれに加わります!

日程は、

✅3月26日(土)、3月29日(火)〜4月2日(土)の5日連続

✅4月4日(月)〜4月6日(水)の3日連続

というハードスケジュールです。

授業構成は、

テスト①(45分)→授業(45分)→授業(45分)→休憩(20分)→テスト②(45分)→授業(45分)→授業(45分)の45分✖️6=270分

です。

テストはすぐに採点され、平均点、順位がでます。自分の位置がすぐわかるシステム。

休憩20分で弁当を食べます。過酷です。

ちなみに、春期講習の間は一般の授業はありません。

さらにさらに、もれなく毎回宿題がついてきます。

まぁ膨大です。

宿題もしっかりこなそうとなると、塾行くまでの午前中は宿題をすることになります。

ぱぱりん

私の家では、塾がない日(3月27日と28日)に先取りで算数、理科、国語いずれも宿題を1〜2日分先取りしてやっておきました。

そうでもしないと、毎日毎日焦って雑になるからです。

ぱぱりん

授業、テストの復習、宿題ときっちりできれば、灘以外の最難関中学は受かりそうな気はします。

算数

図形を徹底的にやってます。

分野は、

直線図形の求積、曲線図形の求積、柱体の求積、錐体の求積、平面図形のいろいろな問題、立体図形のいろいろな問題

です。

「高校生ですか?」と目を疑います。

こんな問題です。

私がブログを書いてる横で解いてました。こういうのが一人で解けると安心しちゃいます。

ぱぱりん

まぁ、私が小学生の時は全く解けませんね。間違いないです。中学でも怪しいです。

このレベルを解けると、最難関コースの上位に食い込める感じでしょうか。

成長の様子ををひしひしと感じていました。

理科

頻出分野を重点的にという感じでしょうか。

分野は、

天体、植物、てことばね、動物、気体の発生と燃焼、人体

です。

理科も小学生には奥が深いです。

問題を読み解く能力が必要で、そこから比などを利用した計算力も必須です。

理科は記憶ではなく、差がつくのは国語力と算数力ですね

文章題も難しいです。

「メタン1Lに酸素5Lを加えてメタンガスを燃やすと、燃やした後の気体は何Lになりますか?」

という設問があるのですが、その前に長々とヒントが記載されており、それを読み解くことによってこの問いが解けます。

ぱぱりん

てこも難しいです。

私自身、高校では物理が好きでまずまずの自信はあったのですが、小学生が解けるのかという問題が目白押しです。

今の私でも解けないものを解いています。たくましい。

小学生からこのような特訓を受けていると、そりゃ、大学受験は有利でしょうね。もはや、概念として高校で習っていてもおかしくない内容ですから

国語

分野は、

説明的文章の読解、漢字、文学的文章の読解、言葉の問題、まとめ、韻文の読解

です。

小学生の時に、説明的文章とか文学的文章とか意識していた記憶はないです。ましてや、韻文???

初っ端の長文問題で

「デカルトの『方法序説』を…」

とか出てきます。

デカルトですよ?大人でも知ってる人って何%なんでしょうか?

さらには、「近代成熟期」とかの文章だったり、「近代社会の価値観」とかの文章が出てきます。

これを解ける子って、もう成熟しすぎでしょっておもっちゃいます。

うちの子は国語を重点的にやっていくようにしていますが、好きな算数と理科をやっちゃってますね。

親が恣意的に苦手科目をやらす必要があるので、重点的にやるように心がけています。

結果として、3月の国語の復習テストはクラスで上位に食い込めてきました。

まぁ、中学受験は「親の受験」と言われる所以でしょうね。

最後に

今後中学受験を予定しているお子様と親御さん、または、中学受験ってどんな感じなのか興味がある方向けに書いてみました

意外とこういう情報って少ない気がしますし。

ただ、めちゃくちゃ勉強させてるのか?といえば、そうでもない感じです。

ぱぱりん

この時期はストレスを溜めないように、ゲームも友達との外遊びもある程度許容していました。

下のスクショは長男のipadのスクリーンタイムで、今週は木曜日までの1日平均で2時間くらいです。

そのほかにも漫画を読んだりしてますし、塾のない日は、相変わらず友達と公園で鬼ごっこしてました。

あまり制限ばかりすると本当に辛いと思いますので、メリハリ重視で遊びほどほど、勉強しっかりという感じでしょうか。

塾が終わり電車で帰ってくるのですが、私が駅まで迎えにいっていました。

長男の方が早く駅に着いて私が向かってくるのを見つけると、手を振ってきて重いリュックをゆさゆさしながら走ってくる姿にキュンとします笑 走らなくていいよっていうのですが走ってきます。

長男とのこの時間もあと9ヶ月くらいで終わりだと思うと大切にしたいと親ばかながら思っていました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

⭐︎中規模病院で勤務医をしています。
⭐︎子供は男の子が3人いて、遊び、ふざけ、いたずらでカオスな毎日を送っています。
⭐︎子どもの中学受験を通じて、子育てや受験に関しての情報発信を行なっています。
⭐︎好きな教科:算数、理科、数学、物理、化学とゴリゴリな理系マッチョです。

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