【中学受験】偏差値50の理解度とその戦略

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三男は前回の公開学力テストの偏差値が60を超えていたのですが、それは奇跡的で本来の実力を推測するとおよその偏差値は50くらいかなと思っています。

戦略的に勉強させてハマれば公開学力テストは80点を超えられるとは思います。

問題はそれを維持できるかどうかですが、それがなかなか難しいです。

ハマれば80点を超えますが、今後は大体ハマらないので60〜70点と平均くらいに落ち着くことが多いと予想しています。

下振れすれば50点台もあり得ます。

そんな三男ですが、おそらく

「マスターの授業(通常の塾の授業)の半分以上は理解できていない」

と思われます。

なぜそう思うのか?

一度でも偏差値60以上を取れば大丈夫なんじゃないか?って思われるかもしれませんが、上に書いたように一度では「偶然」もありますからダメなんです。

常時、偏差値60をキープできていないと

授業を1回聞いて理解して宿題を自力で解く

ことができないと思います。

そう思う理由ですが、

・宿題がこなせない

・復習テストで得点できていない

が挙げられます。

最近は算数で平面図形の面積を扱っているのですが、等積変形や図形の移動がわかっていないようなので教えてもなかなか理解してもらえません。

根気強く何度か教えていると納得してはくれるのですが、かといって復習テストで得点できるか?というとそうでもなく「完璧に習得する」には程遠いなと感じています。

こんな感じなので、塾の授業もどこまで理解できているか怪しいもんです。

ノートは写してはいるものの、内容が頭で理解できてはいないと思います。

「人の話を理解しながらノートをとる」

ということは一般的に難易度が高い作業なのかもしれません。

偏差値50くらいでこの感じです。

そりゃ多くの子は、

塾の授業を聞いただけで宿題ができるわけではない

という認識を持った方が良いと思いました。

三男はWebで最高レベル特訓算数を受講し始めたのですが、それもどこまで理解できているか…。

もちろん、ほとんど理解できていないという想定はしています。

ちんぷんかんぷんの可能性も十分あるなと思っているので、宿題が解けなくても怒りは皆無です。

むしろ、最高レベル特訓算数を自らやりたいと挑戦する気持ちは賞賛したくなります。

やってみなくてはできるかどうかわかりませんから。

でも、現実は厳しくておそらく理解できずに難易度に打ちのめされるでしょう。

長男や次男から

「小4から最レ算数はやっておいた方がいい」

と言われて始めたものの

「こんなに難しかったのか!?」

となっていると思います。

長男と次男は1人でWebで最レ算数を見て理解して宿題もほぼ自分で完結していたので、それが標準になってしまった感覚を改めないといけません。

まだ始めたばかりなのでどれくらい理解できているか確認できていませんが覚悟はしています。

算数に限らず、国語も理科も怪しい感じです。

国語は公開学力テストでは選択問題がメインなので勘で当たるのか偏差値50は保てています。

が、、、

本来の実力は40くらいかなとは思います。

こちらも復習テストでは平均以下の最下位争いをしています。

理科も少し複雑になると理解できていない雰囲気全開となります。

理解するも何もなく、記憶するしかない分野もなかなか記憶できなかったりします。

こんな三男に限らず、偏差値50近辺の子は大体こんな感じじゃないかなと思います。

もちろん、偏差値50近辺でもきちんと宿題を周回して復習テストをきちんとこなしている子はいると思います。

しかし、公開学力テストの平均を見ると現実が見えてきます。

小4はまだまだ序の口ですが、小5、小6と難易度が上がってくると、理解できていない層が浮き彫りとなります。

この問題構成ならば60点は取りたいよね、、、

という感じの公開学力テストでも平均は40〜50点というのはザラにあります。

特に算数で如実になります。

偏差値50前後の層の理解度について書きました。

いわゆる「ボリュゾ=ボリュームゾーン」と呼ばれる層あるいはそこからやや上の層を指します。

そこの層では、

授業を聞いて理解して帰ってきて宿題を自力でこなすという幻想は捨てて、家庭でのフォローがマストになる…

というのが今回の記事のポイントです。

偏差値50あるのだから、授業を聞いたら理解して帰ってくるだろう

と放置すると小5、小6と学年が上がると取り返しがつかないところに置いてかれていることを想定しておかないといけません。

じゃあどうしたら良いのか?

ぱぱりん

家でフォローするしかありません。

・親自身が教える(伴走する)

・個別指導に頼む

の2通りしかないのです。

放っておいて自然とってくれるわけ無いのです。

個人的な意見では、「個別指導」はあまり好きでは無いので時間がある時に教えるようにしています。

好きじゃない理由は別途記事にする機会があれば書いてみたいと思います。

ただ、常に優しく教えられるわけではなく、何度も教えても理解してもらえないとやはり腹は立ってきます。

そこの感情コントロールが難しいです。

教えていてもぼーっとされたり、よそ見されたりすることもあるので、

「ゴルァあああ!」

とはなりますが、こちらの教え方も悪かったのでは無いかと後で反省します。

本人が中学受験をやりたいと懇願しているわけではなく親がやらせているので、真剣になれないのは仕方ないです。

なるべく仏の心を心掛けたいもの…と思ってはいます。

まぁ難しいですが。

とにかく、、、

「塾入れてたら大丈夫」

は偏差値50台でも通用しません。

そこを踏まえて戦略を立てておかないと小6になったら詰んでしまうと推測しています。

ただ、戦略を立てたとしてもその通りになるわけでは無いのですが、認識しているとしていないでは見え方も変わってきます。

どこが弱いのか把握もできますし、能力を把握していると合格できそうなレベルの推測もつき早めに対策も取れると思います。

ということで、偏差値50くらいの子の理解度と戦略についてざっくり私の視点を書いてみました。

上位層の受験の方が大変だと思っていましたが、中間層こそ長期的な戦略が必要で親も消耗戦が要求される大変なイベントだと感じています。

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この記事を書いた人

⭐︎中規模病院で勤務医をしています。
⭐︎子供は男の子が3人いて、遊び、ふざけ、いたずらでカオスな毎日を送っています。
⭐︎子どもの中学受験を通じて、子育てや受験に関しての情報発信を行なっています。
⭐︎好きな教科:算数、理科、数学、物理、化学とゴリゴリな理系マッチョです。

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