小6の2月から7月まで「前期灘猛特訓」という講座がありました。
公開学力テスト直後の午後からテスト+講義形式で19時まで学習する特訓講座です。
算数が2つ、国語と理科が1つずつテストがあり、テストごとにクラスわけが行われます。
席順も成績順なので、毎授業で席順が変わります。

競争心を煽る講座となっております笑
さて、その講座も前期は7月で終わります。
8月はお休みで、9月から12月まで後期が始まるようです。
「後期」をすでに受付ており、もう「後期」が始まると思うと時の流れの速さが恐ろしいです。
月1回のこの講座ですが、以前の記事にも書いたように
「通算成績が発表される」
ようです。
今回は最後の授業とのことで2〜7月までの通算成績が発表されました。
発表されたと言っても、1〜10位までで、公開学力テストのように資料として発表されるものではないです。
教室に1〜10位までの氏名が張り出される形です。
通算成績なので、如実にトップとの差がわかります。
1回のテストでは数十点の差でも、6ヶ月も積み重ねると大きな差になってしまいます。
まさに。
1位の生徒は異次元の高得点だったようです。
算数や理科だけでなく国語も強いので、典型的な算数理科に偏っている次男だと国語の差が如何ともし難い差として積み上がっているようです。
トップ層は算数理科はもちろん、ばらつきが少なく安定しているのが特徴です。
とにかく、凡ミスやケアレスミスが少ないのが大きな特徴と言えるでしょう。
得点できるところは確実に得点するというのが徹底されており凄いです。
次男は6〜10位に入れたのですが、1位との差は300点くらいあったようです。
恐ろしい差です。
トップ1位はダントツ、2位や3位も高得点という異次元な領域。
小6にして
「上には上がいることを痛感する」
結果です。
積み重ねていくと実力差がはっきりしますね。
ただ面白いのは、
1撃の模試だと逆転することがある
ということです。
上手くハマれば上位に入り込む余地があるのも不思議な感じはします。
逆も然りで、次男レベルだとちょっとしたボタンのかけ違いで不合格判定にもなるということです。
これが灘とそれ以外を分ける点だと思います。
つまりは、
下の層が分厚いので、上位層でも少しミスると容易に不合格判定を食らう
のです。
他の学校では、上位層は少しミスっても合格層から出ることはありません。
そう考えると鬱になりそうです。
通算成績は上位ではあるものの、Top of Topとの差が歴然としているのがよくわかる講座でした。
ただ、絶望するのではなく、模試など一発勝負ではワンチャン逆転もありうるので日々精進して行くしかないでしょう。
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