これを記載している最中、長男は中3の鉄緑会第1回校内模試を受けています。
校内模試とは、鉄緑会で行われる年2回のクラス替えテストで夏と冬に行われます。
中学の校内模試ってあまり気にしなくていいと個人的には思っているのですが、それでも「鉄緑会に通っているけれどもやる気がない界隈」にとっては、どれだけお金が無駄になっていないか確認するためには良い機会とも言えるでしょう。
例に漏れず、長男はあまりやる気はなく
「中学受験でいったら大学受験で中3はまだ小3くらいなんだから、本気でやるなんて気分になれない」
と言っていて、まぁその通りだと思っています。
ただ、サボっていると折角中学受験で得たアドバンテージが消えるどころか、勢いで公立高校勢に抜かされてしまうのでできれば「それなりの順位」をキープしていて欲しいというのが親の心情です。
前回の中2冬の校内模試では、勉強したくない!と文句は言いつつも悪くない成績でした。
クラス替えテストですが、特に上のクラスに行きたいという野望がない長男はそもそも何点でも構わないという感じですが、一応、テスト終わった後は
「もうちょっと取れたなぁ」
などと反省は僅かにしています。
こちらとしては、もうちょっと真面目にやってくれればもっといい成績が取れるのにな..とは思いますが、まぁ現状は今のままで良いと思っています。
ただ、今回は
「かなり悪い点数になる」
という想定をしています。
夏休みに2週間ほど海外研修にいっており、一応、万が一やる気になった時に備えて鉄緑会の勉強ができるようにと教材を持っていったものの、やはり予想通りゼロで帰ってきました。
その研修期間、2週ほど鉄緑会の授業が飛びましたのでそのビハインドも大きいです。
一応、Webで録画授業を受けられ、帰国後視聴はしていたようですがどこまで真面目に授業を受けていたか疑わしいですし、復習テストなどやろうはずがないのでこの分野がガタガタの可能性はあり得ます。
数学も英語も。
英語は研修行ったんだからいい点数をとって欲しいものですが、語学研修といってもただの旅行感は否めないので英語力が上がった感じはしません。
ということは「英語も悪そう」と想定しています。
さらに部活(運動)もあるので、勉強時間は自ずと削られますし、校内模試当日は午前中に部活があるので
「眠くなるから悪い点数だと思う」
と受ける前から白旗宣言。
こちらも「今回は仕方ない」とある程度悪いことを想定して心に保険をかけている状態です。
まぁ、そんなことは言いながらも、一応は受講しなかった講義はWebで履修し、部活後で嫌がりながらもテストを受けにいく姿勢は褒めたいです。
トップ層とは違いゆるゆるですが、
「高2になったらちゃんとやるわ」
という言葉を信じて、今は軽く助走は継続してくれればいいと思っています。
テストの内容は、実力テストというよりは
「習った範囲の大きな復習テスト」
というイメージです。
中3まで習った範囲全てがでるというよりは、主に中3の前期に習った範囲から出題されます。
今回は、数列や三角比がメインなのですが、そこがメインとして出題されます。
だから、的は絞りやすいので得点しにくいということはなさそうです。
もちろん、難問は出ますが基本問題も多いです。
基本問題さえ取れればそれなりの得点はできそうですが、それらで失点しないかどうかが鍵となります。
長男は難問はそこそこ解けるものの、基本問題で落としまくるので得点がいまいち伸びないので、毎回
「計算間違いだけはしないように」
といっていますが、今回は???
個人的には、中学受験後はある程度の強制力を持った塾に通わせる方が無難かと思っています。
もちろん、自主的にコツコツ継続できる界隈、あるいは、手を抜いても挽回できる天才界隈であれば塾なんて必要ないでしょうし、また、中学が監獄界隈で強制的に勉強をさせられるのであれば必要ないでしょう。
そうでない場合は、無理ない程度に「塾」は選択肢なのかなと思います。
学校の定期テストでは知り得ない学外での立ち位置もわかりやすいです。
もちろん、デメリットもありますが。
中学の間は、鉄緑会の進度と学校の進度がパラレルではないので両立が大変なのは間違いないですし、これが一つデメリットともいえます。
が、最終的にはお互いの進路が補完するようにマッチしていきますので、その時に効果が見えてくると思います。
また、英語は文法や構文ごとに体系的に学べますし、大学受験レベルの長文問題を中3から触れることができるのもメリットかと思いますが、負担と感じるケースもあるかもしれません。
ここは考え方なので是非はわかりませんが、参考にしていただければ幸いです。
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