【中学受験】過去問や願書・調査書の準備【小6秋のポイント⑥】

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今回も、小6の9月からやっておくべき9つのポイントを説明します。

前回は、ポイント⑤の「受験予定校の見学会・説明会・プレテストに参加する」ことの重要性をご説明しました。

9月や10月になってくると、

「あ〜あれもやってない。これもやってなかった。」

「また点数が悪かった。志望校に受からないかも。」

などなど、不安や焦りが出てきてしまいます。

しかし、以下に挙げるポイントを押さえて、4ヶ月乗り切ればいい結果を勝ち取るチャンスが出てくるでしょう。

結論、9つのポイントは以下のようになります。

9月からやっておくべき8つのポイント
  1. 短期計画長期計画を必ず立てる
  2. 目標をもってテストに臨む
  3. 重要な宿題(復習)は必ず提出する
  4. 結果やミスは確認しても引きずらない
  5. 受験予定校の見学会・説明会・プレテストに参加する
  6. 過去問願書・調査書の準備
  7. 学習スケジュールの管理
  8. 精神面の管理(対話)
  9. 冷静な判断

どれも単純なことですが、徹底することは難しいですね。

ただ、漠然と120日を過ごすより、やることを定めて有意義に過ごすことで雲泥の差がつきます。

必ずポイントを押さえながら進んでいきたいですね。

それでは、早速、それぞれのポイントについて説明していきますが、一つ一つが長くなるので、今回は6番の

過去問願書・調査書の準備

を説明いたします。

過去問

過去問は、どのテキストよりも優先して取り組みたいですね。

いうまでもなく過去問は非常に大切です。

過去問は、

✅ 傾向
✅ 独特な問題形式
✅ 時間配分

を掴むことができます。

過去問は有効活用したいですね。

有効活用するために開始時期と取り組み方はどうせれば良いか説明していきます。

開始時期について

過去問をやり始める時期は、志望校によって多少違いがありますが、塾のカリキュラムが終了するころがベターです。

通っている塾によって変わってきますが、10月前後になると思います。

これより前に実施しても、知識が不完全であるため効果的ではありません

習っていないがために、その分野を丸々失点すると合格最低点などが参考にならなくなってしまいます。

合格最低点を達成できているかどうかを活用するためにも全て履修した状態で過去問を受けるとよいですね。

せっかくのテストですから、過去最低点や合格者平均点など活用したいです。

塾のカリキュラムの進行度と合わせて、予定を立てていきましょう。

もしカリキュラムよりも前に過去問を始める場合は、年度が古いものから始めるほうが良いでしょう。

新しいものはなるべく最後の方にやるほうがよいです。本番は、新しいものと似た形式で出題される可能性が高いからです。

では、どのように取り組めば良いか説明します。

取り組み方

浜学園では、以下のように推奨されています。

去問への取り組み方

✅ 制限時間内で解く。

✅ 時間内でどのように解いていくか戦略を練る。

✅ 終了後すぐに採点する。

✅ あいまいなことはそのままにしない。

それぞれ解説していきましょう。

制限時間内で解く

制限時間の中で、最初に全体を見ます。

次にどの分野からの出題かを確認しましょう。

その後、大問ごとにかかる時間と難易度を考えて、どの順番で解いていくのかを考えましょう。

制限時間ないに「解く優先順位を決める」ということは超重要です。

宿題と違って、制限時間が明確にある試験では、時間がかかって正答しても他が解けなかったら元も子もありません。

秋からは、宿題でも「制限時間を決めて、複数の問題を解く」練習をしましょう。

時間内でどのように解いていくか戦略を練る

解いている問題を確実に合わせるかどうか。
時間がかかるので他の問題を先にするかどうか。
条件整理・解き方のイメージや流れがつかめているかどうか。

これらを時間内で決めていく練習をしましょう。

何年も過去問を解き進めていく中で、合格最低点や合格者平均点を取るための優先順位を判断していく必要があります。

よくあるケースは、

大問1〜6ある中で、毎回大問5と6の正答率が低い。

ですね。

もし、大問5と6が得意分野であるならば、非常にもったいないです。

そういう傾向が見られた場合、まず問題を俯瞰して優先順位を決める練習からすると、今から詰め込み勉強するより5〜10点は上がる可能性がありますね。

どのような順番で問題を解いていくか優先順位をつける習慣づけをすることで5〜10点違ってくる

終了後すぐに採点する

終了後すぐに採点し、自分の難易度判断とのズレを考えましょう。

また、間違えた所は原因を考えるようにします。

計算ミス・条件整理ミス・考え方やポイントのズレなど分析します。
これができていないと繰り返します。

そして、必ずやり直しをノートなどに形で残し、いつでも見直せるようにしましょう。

過去問をやったらすぐに採点し、間違った原因を考え、ノートを作成する

あいまいなことはそのままにしない

あいまいなことはため込まず、質問するようにしましょう。

溜め込んでしまうと、結局、解決せずに入試本番を迎えてしまいます。

「いつか聞こう」って思ってそのままにしてしまうと、結局、「忘却の彼方」となってしまいます。

ミスノートに書き出し、塾の講師に質問しに行きましょう。
赤本の解説だけでは、腑に落ちないことも講師から説明を受けるとスッと謎が解けたりします。

ただし、質問したあと、自分でもう一度同じ問題に取り組み、自信を持って答えが出せるようにしておきましょう。

わからないことは溜め込まず、質問して解決しましょう。
そして、もう一度、自分で解き直しましょう。

どれくらい過去問をするか?

過去問をするにも時間が足らないと思います。

受験校が何校もある場合は、過去問をやるだけでも大変になってしまいます。

以下に目安をまとめます。

過去問を何年分やるか?

✅ 第一志望校(本命受験校)→最低8年分

✅ 併願校→2〜3年分

✅ 前受校→1〜2年分

赤本は、20年分の過去問を掲載しているので、第一志望校(本命受験校)は、すくなくとも8年間はやるようにしましょう。

灘中はどうするか…

20年分を収録した赤本が売っているので、可能であればできる限りやったほうが良いと思います。

特に学年担当の教師陣が6年ごとに変わるのを見ると6の倍数は勉強しておいた方が良いと思います。

次男の時は、どれくらいやらせるか、時間の問題もあるのですが今から考えておきたいです。

(そもそも受験できるのか?という問題はありますが)

浜学園での過去問対策

長男が通っていた浜学園では、過去問対策を以下のようにしています。

✅ 毎週1回、1.5年分の過去問を解く
✅ 赤本では説明しきれない解説を受けられる

ライバルに囲まれながら、本番さながらに過去問を解くことができます。

ただ、時間的に余裕がなかったり、開催される教室まで遠かったりする場合は、Webでも受けられます。

また、過去問を解いて講師がチェックしてくれるサービスもあります。

部分点がもらえるかどうか、記述の書き方など細かいところをチェックしてくれます。

1〜2点で合否を分けるので、細かい加点方法を取得しておきましょう。

願書の準備

塾からの案内などもありますが、必ず、親御さん自身がホームページで確認するようにしましょう。

書出願準備

✅ オンライン出願か郵送か

✅ 必要な書類(調査書、写真など)

✅ 募集要項のチェック

✅ 受験票の入手方法

願書の準備

塾からの案内などもありますが、必ず、親御さん自身がホームページで確認するようにしましょう。

書出願準備

✅ オンライン出願か郵送か

✅ 必要な書類(調査書、写真など)

✅ 募集要項のチェック

✅ 受験票の入手方法

すべてホームページ上で確認できます。

10月には、出願はオンラインかどうか、受験票はどのように入手できるのか(オンラインで自分で印刷するところもあります)など確認しておきましょう。

調査書の準備

受験する中学校ごとに形式が異なりますので、ホームページで確認して小学校に依頼しましょう。

私立中学では、内容は重視されないようです。

内容は気にせず、期限内に作成していただくように小学校に依頼しましょう。

まとめ

今回は9月からやっておくべきポイントの6番の「過去問願書・調査書の準備」を説明いたしました。

過去問は特に重要なので、いつやるか、何年をやるのかなど10月になったらスケジュールしておくと良いでしょう。

過去問はやった数だけ志望校に近づきます。

さらに復習することで、傾向や対策を練っていきましょう。

過去問を解いていく中で、戦略を練る

親御さんもお仕事をしている中、お子さんのサポートが大変だと思います。

私もそうですが、のこり100日ちょっと、全力でサポートしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

⭐︎中規模病院で勤務医をしています。
⭐︎子供は男の子が3人いて、遊び、ふざけ、いたずらでカオスな毎日を送っています。
⭐︎子どもの中学受験を通じて、子育てや受験に関しての情報発信を行なっています。
⭐︎好きな教科:算数、理科、数学、物理、化学とゴリゴリな理系マッチョです。

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