【中学受験直前】これでダメだったら仕方ない

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「これでダメだったら仕方ない」

と言えるほど、やってきたと思います。

特に、小6になってからは勉強量も増えて遊ぶ時間は激減したけれど、自分で決めた道なので不平を言うことがなかったです。

野球などやりたいことはたくさんあったと思いますが、最終的にはそれらに対して興味がなくなるほどに勉強に没入していきました。

「なんとしてでも…」と親が強制したわけではなかったので、自然と自分で自分を律し、自身で計画を立てて勉強するようになったのはありがたかったです。

なんでこうなったのかはわかりませんが、灘を目指す子達の中でとてもスマートとはいえないのにここまで伸びてきたのは「自制心」なのかなとは思います。

上になればなるほど「自制心」が強いものと推測しています。

そんな大袈裟なものではなく、偏差値ゲームにハマっただけなのかもしれませんが。

もちろん、もっと勉強している子達はいると思いますし、勉強せずとも成績がとても良いお子さんはたくさんいるとは思いますが、自分の子としてはよく努力してきたなと感心できるくらいの勉強量だと思います。

時に、テストの結果が悪い時に弱音を吐く時はありましたが、それで勉強を途切れさせることはなく、次は挽回するよう努力していました。

公開学力テストでは夏前に国語がとんでもない点数で大丈夫かなと思う時もありましたが、6年生になってから受けた冠模試ではギリギリもありましたが全て合格判定で終えることができ、

「これでダメだったら仕方ない」

と、どんな結果でも受け入れられる準備はしています。

おそらく、どの親御さんもそのように思っていることでしょう。

それくらい、どのお子さんも驚愕レベルの努力をしています。

前回の記事にも書きましたが、

「入試は、それを受けた瞬間の学力という一側面だけの『評価』に過ぎず、たとえ望むべく結果でなくても全てを否定されたわけではない」

ということです。

ありきたりですが、

中学受験が全ての人生を肯定するわけでも否定するわけではない

のです。

あくまでも「評価」であって、その評価を受けてこれからどうするか?が大事です。

とはいえ、暗い影を落とすのは間違いないですが、それを背負って中高6年間を過ごすのは勿体無いです。

たとえ、不本意に終わっても4月からは切り替えられるよう、そのことだけに親は集中したいと思います。

鉄緑会の大学合格体験記のようなアンケート集に以下のような名言がありました。

「6年前、中学受験に失敗した自分に向けて「大丈夫だよ」と伝えたい」

と(中学受験はうまくいかなかったけど、大学受験でリベンジした子のアンケート)。

おそらく、、、

どの子も、その子なりに努力の限りを尽くしているんだと思います。

・親が思うように勉強しない

・すぐにサボる

・答えを丸写しする

・中学受験はしたいというくせにやる気を見せない

などなどSNSでは散見されますが、子供の心理としては

「限界までしている」

のだと思います。

正直なところ、どんな中学も問題が難し過ぎて投げ出したくなる気持ちはわかります。

その子にとっての現在の限界レベルかそれ以上の問題に挑戦しているわけですから、いやになって他のことをしたくなるのでしょう。

それでもなお、なんとか机に向かっているだけで努力の限りを尽くしているんだと思います。

三男を見ていて、そう思います。

100%遊びたい年頃なのに、学校では友達たちは毎日放課後に遊んでいるのに、それを我慢しているだけで普通じゃないわけで、、、

遊びたい気持ちを50%に抑えているだけでも自制心は育っているんだと思います。

灘中プレ国語2日目に採用された中室牧子氏の『「学力」の経済学』の「“勉強“は本当にそんなに大切なのか?」から採用された文章が出題されていました。

流行りの「非認知能力」について書かれていました。

その文章では、

重要な非認知能力のひとつ知して「自制心」があり、心理学の分野では、細かく計画を立て記録し達成度を自分で管理する」ことが自制心を鍛えるのに有効である(少し改変)

とあります。

つまり、中学受験は認知能力を鍛えることが目的となる一方で、いろんなことを我慢するという自制心、すなわち非認知能力を伸ばすことになっているのかもしれません。

また、

もう一つの重要な非認知能力である「やり抜く力」はどうでしょうか?研究結果によると、この力を伸ばすためには「心の持ちよう」が大切であることがわかっています。「しなやかな心」を持つ、つまり、「自分のもともとの能力は生まれつきのものではなくて、努力によって後天的に伸ばすことができる」ということを信じる子どもは、「やり抜く力」が強いことがわかっています。

とありました。

SNSでは、「能力は生まれつき決まっている」という言説が実しやかに闊歩していますが、もちろん、それは正しいのかもしれませんが、この研究結果を見ると、子どもには「能力は生まれつき決まっている」と諦めさせるのはよくないということがわかります。

飛躍しているかもしれませんが、

どんな成績であれ、諦めずに中学受験本番を迎えられたということは、それだけで「非認知能力」が着実に育っている

と言えるのかもしれません。

おそらく、上には上がいる、どんなに勉強しても追いつけないという厳しい現実を突きつけられているとは思いますが、それでもなお、「しなやかな心」を手にいれ、「やり抜く力」を強くし受験を迎えられたことは「非認知能力」を育んできたという点で、これから先の人生においても、かなりプラスだと言えるでしょう。

長々と書きましたが、、、

とにかく

「これでダメだったら仕方ない」

ということです。

人事を尽くして天命を待つともいえます。

どの子もその子なりの人事を尽くしているんだと思います。

どんな結果であれ、失ったもの以上に得たものは大きいでしょう。

もちろん、当たり前ですが、

「こんだけやっているんだから受かるに決まっている」

とは思ってはいますし、そのように洗脳しています。

そして、中学受験をする、どの子も平常心で十分な実力を発揮できることを祈願して終わりにしたいと思います。

「絶対、合格するぞおおおおおおおお!!!!」

最後は気持ちですね笑

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この記事を書いた人

⭐︎中規模病院で勤務医をしています。
⭐︎子供は男の子が3人いて、遊び、ふざけ、いたずらでカオスな毎日を送っています。
⭐︎子どもの中学受験を通じて、子育てや受験に関しての情報発信を行なっています。
⭐︎好きな教科:算数、理科、数学、物理、化学とゴリゴリな理系マッチョです。

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