𝕏の質問箱に
「住んでる地域で併願校をどうするかについて」
の質問を受けました。

灘第一志望勢にとっては近畿は住んでいる地域によってだいぶ戦略変わりますよね。
灘の併願校で、自宅から1時間圏内に東大寺、西大和、洛南があれば、灘に落ちても十分な学校に行けるという精神的な安定があるので、灘にチャレンジしやすくなります。
逆に質問主さんのように神戸から西のような通学1.5時間以内(Door to Door)にこれらの併願校がなければ精神的に不利といえるでしょう。
以下に、個人的な戦略を地域別に書いてみたいと思います。
①大阪
大阪中心部は勝ち組。
あまりにも田舎じゃない限り大阪は中心部じゃなくても近畿で最強な立地でしょう。
灘を主軸に考えると、南部は東大寺、西大和に併願でき、北部ですと洛南があり高槻も選択肢に入りますから立地としては申し分ないでしょう。

特に浜学園の大規模校がある上本町は立地最強だと言えます。
灘に落ちても東大寺に行ける!というのは灘にチャレンジしやすくなります。
②京都
灘が第一志望の場合、洛南、洛星後期があるのでこちらも大阪同様に強いです。
ただ、京都駅周辺の話です。
ちょっと田舎に行くと灘に通うこと自体が困難になりえます。
特に京都でもJR沿線や阪急沿線以外の地域はきついでしょう。
京阪沿線であればなんとか可能という感じでしょうか。
それよりも北の地域は通うこと自体が難しくなりそうです。
③兵庫
神戸から東、神戸から西で話が変わってきますね。
神戸から東は、上本町には負けるものの勝ち組地域と言えるでしょう。
灘がダメでも1.5時間で西大和や東大寺に行けるのは精神的に灘にチャレンジしやすいと思います。
逆に神戸から西はしんどいです。
灘に失敗すると、新幹線で洛南ということになります。
新幹線の定期券だけで月5万、年間60万、6年間で360万です。
そのリスクを考えると灘ボーダーであれば
「灘をやめて甲陽にいった方が…」
という気持ちになると思います。
灘を回避して甲陽にした場合、360万が浮いたと考えることができるので
「大学に入ったら車を買ってあげられる!」
とお子さんを説得することもできるかもしれません。
ただ、灘の価値はプライスレス。
360万円のリスクを賭けてでもチャレンジしたくなる気持ちはわかります。
しかし、洛南への通学時間、新幹線通学の不便さなどを考慮する必要はあります。
なんと言っても6年間は苦行です。
しかも本命ではないのですからきついでしょう。
ちなみに中央部から日本海側兵庫県民であれば、灘に通うこと自体、厳しい環境と言えるでしょう。
④京阪神以外の近畿
引っ越しましょう。
灘に受かる実力がある子は引っ越しも視野に入れているご家庭も少なくないようです。
関東からも移住されるご家庭も毎年あるようですし。
とはいえ、経済的にも負担がかかりますし、簡単にはできないでしょう。
だから兵庫の西では「白陵」が毎年東大合格者が多いのかもしれません。
灘に入れる実力のある子が白陵に行っているため、以下のような大学進学実績になっているものと推測されます。


こう見ても、白陵の実績はすごいです。
まとめ
住んでいる地域によって、灘の併願戦略はだいぶ変わってきますし、入試本番でのメンタルに及ぼす影響は計り知れません。
「落ちても東大寺、洛南、西大和に行ける!」勢と「落ちたら新幹線で洛南」や「落ちたら7冠校にはいけない」勢では本番でのプレッシャーが段違いです。
ですから、住んでいる地域が弱い場合は、夏休み後半から実施される「灘冠模試」で5回に4回にA判定ならば迷わずGo!、5回に3回でA判定であれば緊張感があるもGo!、5回に2回以下であれば塾と相談の上どうするか検討するということになると思います。
ちなみに、長男は6年生でも遊んでいたいし、死に物狂いで勉強したくないということで灘はハナから選択肢にはありませんでした。
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