さぁ、2日目の朝です。
1日目の興奮もあり、なかなか寝付けなかったようですが、10時すぎには寝ていたようなので8時間弱の睡眠時間は確保できました。
1日目と同様に朝から住吉校で早朝特訓が開催されるので、間に合うように電車に乗ります。
特にトラブルもなく、予定通りの電車に乗り住吉駅に向かいます。
2日目の算数ノートを読んでいます。
模試などの間違えた問題をコピーして貼り付けてあるノートです。
もう最後のノートチェックをしている姿に
「神様、お願いですから、得意な問題が出ますように、、、」
と、普段はしない神頼みをついしてしまいます。
住吉駅で降りて、浜学園に送り届けます。
昨日と一緒です。
昨日と違うのは、本日は明日の受験校の近くのホテルためにスーツケースを持っていたことくらいです。
ところが、、、
電車を降りて住吉校に向かう途中で、スーツケースがないことに気づきました。
う〜ん、やってはいけないことをやってしまいました。
荷棚に載せていたのですが、降りる直前に何か質問をされて考えていたらスーツケースのことをすっかり忘れていました。
努めて冷静を装い、
「大丈夫」
と次男に伝えて、住吉校に送り届けてから駅に戻りました。
悔やんではいましたが、着替えくらいしか入れておらず、かなり冷静だったので、次男には大きな心配を与えなかったと思います。
駅に戻って、駅員さんに説明すると、乗っていた電車が停まる駅で確認してくださるとのことでした。
乗っていた車両を伝えると、その電車が次に止まる駅で発見してくださいました。
ありがたいです。
停車している数分で確認するので「乗っていた車両」が大事です。
おぼろげながらも覚えておいたほうが良いでしょう。
見つかった駅で取り置きしていただけることとなり、本番が始まってから取りに行くことにしました。
往復で1時間もかかりません。
住吉校にまた戻り、朝の直前講習が終わるのを待ちます。
講習が終わって次男と合流し、1日目と同じようにお腹の調子を聞きます。
「今日は塾でちゃんとできた」
とのことで一安心。
たわいもないことを話しながら、昨日と同じルートで会場に向かいます。
正門の前で
「頑張ってこいよ」
と伝えた背中は、校門に吸い込まれて行きました。
その背中を見ながら
「頼むから、練習してきた問題が出てくれ!」
と叫びそうになります。
どの親御さんも思っていることでしょう。
いろんな意味で人生の中で最も重い1日になります。
1日目と同様に体育館の片隅で待つ予定でしたが、スーツケースを取り置きしていただいた駅まで取りにいかないといけないので駅に引き返します。
無事にスーツケースを回収し住吉駅に舞い戻り、体育館で待機します。
戻ったときにはまだ国語が終わっていない時間でしたが、時間が早くすぎて欲しいので強制的にうとうとししていたら国語が終わりました。
例のごとく、問題販売所には長蛇の列ができていました。
手持ぶたさに私も問題を購入しさっと読みます。
SNSでも噂になっていた「ガザ地区での詩」が題材として取り上げられていました。
「ん〜解けるのだろうか」
と1日目と同様に不安になります。
多分、どんな問題であっても不安になるのだから購入しなければ良いのに買ってしまいます。
そして最後の算数2日目が始まります。
灘中学の入試は、算数2日目が合否を大きく分けると言っても過言ではありません。
とにかく、いつも通りの力を出せる問題組みであってくれと、、、
祈るような気持ちで待ちます。
この日のために寸暇を惜しんで、何百問、何千問と問題を解いてきたのですから、なんとか報われてほしい。
もうそれだけしか考えていません。
そして、、、
終了のブザーが聞こえます。
例のごとく、問題販売所には長蛇の列です。
待ち合わせ場所のグラウンドで出会うまでかなり時間があるので、長蛇の列の後ろに並んで問題を購入する時間はあります。
気になるので、問題を購入。
さっと見て愕然。
得意の立体問題がない!!!
まずい!!!
平面図形もオーソドックスな平面図形ではありません。
これは、、、
まずい、、、
いつも立体図形のところには、得意ではない「整数問題」が配置されていました。
「ん〜、これは嫌な予感がする」
と感じざるを得ません。
2日目算数の最後の問題は落ち着いて解くと簡単なのでしょうが、最後の問題かつ立体問題ではないということで余裕がない中で解けるかどうかが合否を分けるんじゃないかなと思いながら待ちました。
グラウンドで待っていたら、次男の姿が見えました。
特に悲壮感は無い様子。
でもやっぱり、、、
「立体が出てなかったから焦った」
「算数の最後の問題は解けなかった」
とぼそり。
「他はなんとか途中まではできたかな」
という感想を言いながら、午後校の会場へと向かいました。
立体や平面の問題に相当な時間を費やしてきたのに、1日目も含めてほとんどと言って良いほど出なかったのは、次男にとってはかなり痛恨でした。
特に2日目算数は浜学園でコツコツと鍛錬を積んできた勢にはきつかったのでは無いかと推察します。
コツコツ鍛錬が報われにくく、その時の直感がうまく働くかどうかが合否を左右しそうな問題組みでした。
まぁ「地頭の良さを測る」テストとして機能しそうな問題組みと言えそうです。
相当嫌な予感は感じながらも表には出さずに
「もう忘れて次からの試験も大事やで」
と言いながら向かいます。
次男も手応えは曖昧なものの悲壮感はありません。
そんな感覚で合格判定をずっと続けてきたので、いつも通りという感じなのでしょう。
ただ
「あぁ、もう灘中の勉強しなくていいなんて、変な感じやな」
と呟いていました。


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